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自衛隊災害救助0604

日心会MLからKさんの投稿の転載です。
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毒舌で有名な高山正之氏が新潮に次のようなことを書かれていました。
氏の放たれる毒はいつも強烈で、ときにわたし自身さえたじたじとなってしまうことがあります。
しかし、この毒は左巻きの連中にはいい薬になるのではないかと思います。
文書は、水俣市の鉄砲水で19人が亡くなった話から始まります。


「共同通信がこのとき『もっと捜してと』の見出しで記事を書いた。記事に添えられた写真には横隊で泥沼の中を遺体捜索に当たる自衛隊員を手前から中年の女性二人が手持無沙汰にしゃがんで見つめている。」
氏は、この図柄に違和感を感じる、と書かれているのです。
「身内が埋もれているなら自分達で探すのが家族というものだ」
全くその通り、とわたしも思います。
氏は、さらに追い討ちをかけるようにこう書かれています。
「被災者はご主人様で、泥まみれで仕事をするのが自衛隊員。それが写真の構図。その主人様がここを掘れと言っているのに言うことを聞かない。『奴隷のくせに許せないと不平を洩らす被災民』としか読めない」これは共同の記事のことです。
まぁここまで書けば、さすがに言い過ぎの感は免れませんが、氏は、朝日新聞と共に共同通信が常々張ってきた自衛隊蔑視キャンペーンはこうした一般記事にも盛られ、ある種サブリミナル効果として人々の心に浸透させていったように思える、と書かれています。
さらに、「それが端的に出たのが今回の3・11大震災だ」とし、「新聞には毎日、震災死者数と行方不明者の数が載る。死者数は増え、その分行方不明者のが減るのは遺体が新たに発見されるからだ」と書いています。
もちろん、その遺体を発見したのは他ならぬ自衛隊員であります。
「被災者の身内は、「外は臭くて」(朝日新聞)とか言って日がな一日避難所に籠もったままだ」
とまぁ、これだけ読めば被災者を随分と冷たくあしらっているように思われますが、しかしこれは、氏が自衛隊及び自衛隊員たちが余りに粗末にされている現状を訴えるための言葉の綾として、わたしは捉えたいと思います。
被災者の皆様、申し訳ありません。
いえ実は、上の話は氏が本当に書きたかった以下のことを際立たせるため用いたテクニックなのです。
「90年代半ば、ルワンダ内戦で難民が出ると外務省はその救済に自衛隊員派遣を言い立てた。
難民キャンプにも武装ゲリラが出没する。エイズは流行る。危険千万で、内戦に責任のある西欧諸国も尻込みしていた。
で、米国が安保理常任理事国入りを餌に日本に派遣を要請してきた。
外務省は喜び、派遣部隊に被害が出ればより外交効果があると読んで、装備は小銃のほか機関銃一丁とほとんど丸腰で放り出した。
自衛隊はそんな悪条件下でも任期を無事務め上げたうえ、武装ゲリラに襲われたNGOの日本人医師の救出もやってのけた。
外務省には期待外れだった。お前らは死ねばいいのに、なに勝手をやるのか。共同も朝日新聞も自国民救出など自衛隊の越権行為だと非難した。
期待に背いたことへの報復は陰険だった。
任務終了後、帰国には民間機を利用し、その際は制服の着用は仰々しいので認めない。
各自私服で帰れと。
お前らは目立つことはないという意味だ。
誰しもましな着替えなど持っていない。
年の押し詰まった12月27日、ロンドンから日航機に搭乗したとき周囲の乗客はひどい身なりの集団にちょっと驚いた。
それが異郷の地で頑張り抜いた自衛隊員と知るのは機が公海上にでてからの機長アナウンスでだった。
『このたびは任務を終え帰国される自衛多員の皆様、お国のために誠に有難うございました。国民になり代わり機長より厚く御礼申し上げます。当機は一路日本に向かっております。皆さま故国でよいお年を迎えられますよう』
異形の集団を包むように客席から拍手が沸き、その輪がやがて機内一杯に広がって行った。
機長は乗客リストを見て自衛隊員の帰国を知り「日本人として当然のことをしただけ」と語る。
成田に着いたあと65人の隊員はコックピットの見える通路に整列し機長に向かって敬礼した。
被災地はともかく日本人はまだまだ一杯いる」
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