人気ブログランキング←はじめにクリックをお願いします。

支那そば

大川周明先生の米英東亜侵略史は、12話となります。
これまで6話をやってまいりましたが、あまり大川先生の話ばかりでは、やはり飽きてしまいます。
今日は、「China」について語ってみようと思います。


当ブログでは「China」という呼称を用いてます。
「中国」と呼ぶべきではないかとの議論もあるようですが、論外の主張です。
現在では、日本国政府の要人やメディアなどが「China」という呼称を用いると、中共からクレームがつきます。
「China」ではなく、「中国」と呼べ、というのです。
なぜ「China」ではいけないのかというと、「China」というのは蔑称だからなのだそうです。
けれども、それはおかしな話です。
現在のChinaの政権である中華人民共和国の、英語名での国号は「People's Republic of China」です。
そして通称は「China」です。
つまり「China」です。
中共政府自身が「China」と名乗っているのに、そのどこが差別用語なのか、こっちが聞きたいくらいです。
ちなみに、各国語での表記は、以下のようになっています。
英語    China(シナ)
ドイツ語  China(ヒナ)
オランダ語 China(シナ)
フランス語 China(シヌ)
イタリア語 Cina (チナ)
スペイン語 China(チナ)
ポルトガル語 China(シナ)
ルーマニア語 China(シナ)
チェコ語  Cina(チナ)
ギリシャ語 kive(キナ)
ポーランド語 Chiny(チニ)
トルコ語  Cin(チン)
アラビア語 (シーン)
ペルシャ語 Chinistan(シニスタン)
 ※ スタンは「国」をあらわす。
タイ語   (チン)
ラオス語  (チン)
カンボジア語(チャン)
マレー語  China(チャイナ)
タガログ語 Tsina(ツィナ)
インドネシア語 Cina(ツイナ)
ネパール語 (チン)
チベット語 (ギャナ)
ロシア語  (キタイ)
モンゴル語 (ヒャタド)
韓国語   (チュングゥ)
ほとんどの語圏が、読みは様々ですが、China(シナ)です。
「China」というのは、もともとは「秦」の呼称が周辺諸国に伝わり、広まったものです。
紀元2世紀前後には、インドでは「チーナ・スターナ"China staana"」と呼んでいたし、ギリシアでは紀元前後からシナ(Θηνα)と呼んでいた。
ちなみにギリシャ、ラテン語圏で「秦=シナ」が「シーナ」となるのは、それら語圏では、国名、地域名が女性形になるためです。
漢字の「China」は、インドから仏教が隋に伝来した当時に、梵語で書かれた経典にある「チーナ・スターナ"China staana"」を当時の訳経僧が「China」と漢字で音写したことが由来です。
単なる当て字です。
中華人民共和国で最も権威あるとされている「漢語大詞典」という国語辞典には、「China」は、「秦」の音の訛りで、古代インド・ギリシャ・ローマ・日本などがわが国を呼ぶ名である」と書いてあります。
「China」の文字も、「単なる名称であって別段の意義はない」と明記されている。
つまり、中共国内ですら、「China」を差別用語とする念は存在していないのです。
「中国」という単語は、Chineseにとっては「わが国」「世界の中心の国」という意味を持ちます。
けれどこれは、あくまで「Chineseにとって」の「中心」です。
我々はChineseにとっては外国人なのですから、Chinaを中国と呼ぶ必要など、まるでないのです。
ちなみに韓国語(Korea語)では「チュングゥ」と呼びます。
「チュングゥ=チュウゴク」です。
なぜKorea半島では「チュングゥ」と呼ばれているかといえば、Korea半島は李氏Koreaの時代、Chinaの属国だったからです。
Chinaの歴代王朝は、支配下に置いた周辺諸国に対して、自国を「中国」と呼ぶように強要した。
つまり、Chinaを指して「中国」と呼ぶのは、かつて中国の属国であった国です。
日本は、これまでの長い歴史の中で、Chinaの属国となったことは一度たりともありません。
そうである以上、日本人がChinaを「中国」などと呼ぶ必要も、まったくないのです。
Chinaを「Chinaと呼ぶと不快に思う人がいる」という人もいるけれど、では自国の英語名を何と呼ぶのか、聞いてみたいものです。
以上の次第から、「China」は「China」であって、日本がChinaの属国となった歴史がない以上、日本人なら「China」と呼ぶべきです。
そう思います。
 ↓クリックを↓
人気ブログランキング
日本の心を伝える会 日心会

コメントは受け付けていません。