
日心会のMLで紹介があったお話です。
とても感動的でしたので、ご紹介します。
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シンディー ローパーという米国人歌手がいます。
昭和59(1984)年に、Girls Just Want to Have Fun という曲でブレイクした、昭和28(1953)年生まれの白人歌手です。
当時MTVという番組で毎日放映されていました。
彼女は、80年代を代表するシンガー・ソングライターです。
過去にグラミー賞、エミー賞などを受賞しており、57歳になった現在も勢力的に活動をしています。
今年3月4日、アルゼンチンの空港で飛行機の遅延や欠航が相次ぎ、足止めを食った客らが、空港側に抗議して大騒ぎとなりました。
その場にたまたまシンディ・ローパーが居合わせ、同様にフライト待ちをしていました。
彼女はそこで、怒り狂う客らを落ち着かせるために、ある粋な計らいを行いました。
シンディは、アナウンスのマイクを奪うと、歌い始めました。
歌ったのが、彼女をスターダムに押し上げ、世界的ヒットとなったGirls Just Want to Have Fun です。
突然のライブに、イライラしていた乗客も空港関係者も大喜び。
スーパー・スターの歌声に魅了され、騒ぎは収束しました。
その場面です。
そのシンディーも、昔、売れないでどうしようもない時期がありました。
平成元(1989)年、定職もなくブラブラしていた時「ミホ」という日本食レストランを経営している鈴木サクエさんという日本人女性と出会い、
「それじゃ駄目だから自分の店で働きなさい」と誘ってもらい規則正しいきちんとした生活が出来るようになりました。
鈴木さんはシンディに限らず、シンディのバンド仲間やまだ活躍していないアーティスト達を助けてきていました。
鈴木さんは常にシンディに、
「いつか売れる日が来るから頑張りなさい」と激励をしていたといいます。
この鈴木さんとの出会いがシンディを超親日家とも言えるほどの日本贔屓にさせる切っ掛けとなりました。
ある番組で、内緒で鈴木さんを探し出し、シンディの来日とは関係なくたまたま偶然に千葉で法事のために日本に帰ってきていた鈴木さんとシンディの対面。
シンディは感激のあまり歌う前に涙ぐんでしまいました。
↓そのときの模様です。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&feature=related&hl=ja&v=_paFBfVf94g
こうした、世に知られない日本人の陰徳は数限りがない。
日本人は、世界のあちこちで、こうした陰徳を積んでいる。
シンディ・ローパーは、今月13日、東日本大震災に関連して次のようなメッセージを日本人に送っています。
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日本は日の昇る国。
自分たちを信じて立ち上がりましょう。
ガンバッテ!
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