
日本の心をつたえる会が発足して、1年4か月になります。
会員数も5千人を超え、メルマガの発行部数も40万通を超えるものとなりました。
これもひとえに、みなさまのご贔屓のおかげと、深く感謝いたしますとともに、心から御礼を申し上げます。
ありがとうございます。
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日本の心をつたえる会は、その名の通り「日本の心を語り伝える会」です。
何を語り伝えるのかというと、私たち自身の「感動」です。
実は、このねずきちブログもそうなのです。
書いているのは、ボク自身の「感動」です。
たとえば、映画「アバター」があります。
素晴らしい映画だと思います。
ボクには、あんなすばらしい映画を撮る力はありません。
けれど、あの映画を見て、「すごい!よかったぁ!」と感動しました。
だから、その感動を、人に語る。伝える。
たとえば、すごくおいしいラーメン屋さんがあります。
特段宣伝しているわけでもない。
けれども、とっても美味しかった。
ボクには、そんなおいしいラーメンを作る技術も力もなけれど、「美味しかった」という「感動」を、身近な人に語り、つたえることならできます。
同様に、日本の素晴らしい先人たちの活躍や、涙の物語、真実の日本の歴史に触れたとき、とてもじゃないけれど自分には到底、そんな真似はできない。
けれど、彼らの行動を、心を、学ばせていただき、そこで自分自身が感じた感動を、語ることはできる。
それは、自分が感じたことだからです。
ねずブロで、毎日、いろいろな物語をご紹介させていただいていますが、立派なのはご活躍された先人たちや、英霊の方々です。
ボクは彼らから学び、心底、すごいな!と「感動」した。
だから、ボクは、その感動を、毎日、ここに書いています。
ですから、すごいのは、先人たちや英霊のみなさんであって、その意味では、ボクは学ばせていただいている学生にすぎないし、上の例のラーメン屋さんでいったら、ただのお客さんにすぎません。
偉いのはあくまで、先人や英霊の皆様方であって、ボクは、その感動を伝えてるメッセンジャーボーイにすぎない。
日心会も同様です。
ボクたち日心会のメンバーは、全員が、いわば素人です。
講談師でもなければ、ノンフィクション作家でも学者でもない。
だから、ボク自身を筆頭に、正直難しいことなんてわかりません。
けれど、同じ日本人として、先人たちや英霊の活躍を聞いたとき、そこに素直に「感動」する。
その「感動」を、伝えよう、語って行こう、というのが、日本の心をつたえる会です。
保守系の団体というのは、いろいろなところがあって、街宣デモをガンガンやっているところもあれば、地味だけれどとっても重要な史実の検証や、海外への情報発信をしているところもあります。
政治活動をしているところもある。教科書をつくっているところもあれば、拉致被害者の救済運動を展開している団体もある。様々です。
そして多くの団体は、優秀なリーダーがいて、そのリーダーが会の全員のけん引役となっています。
けれど、日心会の代表は、単にそこらのオヤジのボクです。
たまたま言いだしっぺなので、勤めさせていただいていますが、申し訳ないけれど、ボクは優秀ではないし、強烈なリーダーシップを発揮できるキャラクターでもない。
ですから日心会の主役は、あくまで会員のみなさんです。
会員のみなさんが、ご自分で「感動」した日本の素晴らしい物語の数々を、互いに紹介しあい、学びあい、そして外部に向けて、どんどん情報発信していく。
日心会の代表なんてのは、いってみれば、マンションの雇われ管理人みたいなもので、あくまで居住者、オーナーは、会員のみなさんです。
いろいろなやり方があっていいと思います。
お話するのが上手な方は、口頭で伝える。
書くのが上手な方は、書いて伝えるのも良いです。
書くのも話すのも苦手だけど、紹介はできるよという人、誰かが語るときに、お茶を淹れるのは得意だよという人、お茶菓子を作るよという人、etc...
いろいろあっていい。
みんなで、自分の得意を活かして、語り、伝える。
なかには、他の人に、日本のすごさや良いお話をしたところ、思わぬ反撃を受けて、凹んでしまったなどという話も、耳にします。
左傾化した日本です。ありがちなことです。
だからこその日心会の仲間です。
わかってくれる仲間がいる。それだけで人間勇気100倍です。
たがいに励ましあって、語り、伝える。
たとえば、名越二虎之助先生のお話、鄭春河先生のお話、特攻隊のお話、ススキのお話、点字ブロックのお話、あんぱんのお話、切り口はいくらでもあります。
それらを伝える。語る。
ひとりでも多くの人に知ってもらう。
自分は、妻に語るのが精一杯です。それでもいいじゃないですか。
日本を愛するひとりが、それで二人になります。
その輪が広がれば、日本人が日本の心を取り戻すための大きな起爆剤となっていきます。
日本の素晴らしさ、先人たちの努力の凄さを、日本人が日本の常識にしたら、この国は変わる。
そう思うのです。
テレビや新聞や雑誌で、まったく紹介されないけれど、めっちゃ繁盛しているラーメン屋さんがあります。
おいしいと評判が評判を生み、口コミだけで、いつも行列ができている。
そういうラーメン屋さんは、メディアで報道されたら迷惑なのだそうです。
お客さんが来すぎて、営業がまわらない(笑)
一方、マスコミで囃し立てたラーメン屋さんがあります。
紹介された時は、ものすごい人出です。
ところが、数か月経つと、閑古鳥がないて、気が付くと、いつの間にかお店がなくなっている、なんてこともよくあります。
いくら、メディアを総動員したところで、マズイ店は、お客さんが来なくなるのです。
民主党がいい例です。
メディアで囃し立てて、大量議席をとっていながら、なにもできない。なにも決めれない。
支持率80%を超えた史上最強(?)の鳩山総理は、あっという間に、総理の座からすべり堕ちています。
そういうものです。
けれども、庶民は知っています。
いまだ根強い麻生さん人気が、それをちゃんと物語っている。
いまだに根強い中川昭一さん人気が、それをちゃんと物語っている。
メディアが、正しい日本を伝えてくれない、学校が子供たちに正しい日本を教えてくれないというのなら、私たちでやってしまおうではないですか、というのが、日心会です。
ただし、ボクたちは、素人です。
難しい話をしろといわれても、困ります。
けどでも、自分が「感動した」ことは伝えることができます。
なんのことはない、食べたら美味しいラーメン屋さんだったから、美味しいよ、と人に話しているだけのことです。
それで、行列ができたら、それって、メディアの力を凌いだ!ってことです。
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日心会の戦いは、素晴らしい先人たちの活躍を日本の常識にする戦いです。
それを、理屈や論でなく「感動」というキーワードでやっていこうというのが、日心会です。
そして日心会は、その戦いを、みんなで「楽しく」でやっていこうという共通認識を持っています。
なにせ、日心会の語り、つたえるという活動には、いっさい、ノルマも義務もない。
ひとりひとりが、ひとりひとりのできる範囲で、ほんのちょっぴり、護国のために語り、つたえる、それだけです。
それを「楽しい気持ち」でできるように、補佐するのが、日心会の会としての役割です。
保守活動として、そういう活動が「正しい」のかどうかなんて、分かりません。
いや、もしかしたら、「正しい」かどうかすら、ボクたちには関係ないのかもしれない。
自分が「感動」した。
だから、それを「つたえた」。
それだけのことです。
それを、ボクたちは、したいから、やっています。
組織としての日心会は、多分に不合理であったり、非効率であったりしているかもしれません。
けれども、ボクたちは、そうした合理性や効率性よりも、もっと大切なことがある、と考えています。
それが何かというと、
「楽しみながら、語り、つたえる」ということです。
ですから、「正しさ」を追求し、熱烈な論戦をご希望される方は、日心会は、卒業です。
日本国内には、政治論にせよ、歴史認識にせよ、その道のプロ集団の保守系団体が、数多くあります。
むつかしい議論は、ボクたち素人相手にされても、よくわからないので、むしろ、そういう専門の集団で、思う存分やっていただけたら、良いかと思います。
たとえていえば、とりあえずどこそこのラーメンは、美味しいよ、という口コミをするのが日心会であって、本格的にラーメンが好きになり、自分で作ってみようとか、お店を出してみようという方は、それなりの団体に行かれたら、よろしい。
日心会は、卒業です。
すくなくとも、日心会みなさんはどうかしりませんが、すくなくとも代表のボクはそんなに利口じゃないので、あまりむつかしい話はわからないので、手に負えません(笑)
ボクたちは、素人であり、知ろう人(しろうと)です。
ただ単純に、すごい人の話を聞いたら、すごいなあ、と感動する。
その自分が感動した話を、いろいろな局面で、いろいろな人に話す。語る。つたえる。
それだけのことです。
くどいようですが、それをみんなで楽しくやろう、というのが日心会であるに他ならない。
なので、かくあらねばならぬ、と、強い信念をお持ちの方は、日心会は卒業です。
そういう信念ある団体で活躍されればよいのです。
ともあれ、日心会は、語り、つたえる。ひろめる。
それが会の役割です。
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戦後65年経ち、すっかり保守はマイノリティ(少数民族)になってしまいました。
考えたらボクたちは、素晴らしい先人たちの活躍を教わって、それを自分だけの宝物にしていた。
そして、時がたち、高齢化し、ひとりまたひとりと天に召されていった。
気が付けば、保守は日本のマイノリティになっていた。
このままじゃいけない。
メディアがしてくれない。学校が教えない、と愚痴をいっても始まりません。
多くの日本人が、メディアにそうした番組を希望する。
学校教育に日本の素晴らしい歴史をしっかりと教えることを希望する。
そういう時代を築くのは、ほかのだれでもない。日本人である、ボクたちひとりひとです。
そしてそれを、メディアや、学校がしてくれないなら、自分たちでやる。
口コミででも、やる。
日本の心をつたえる会の活動は、そういう活動です。
よろしかったら、みなさんも、一緒に活動しませんか?
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