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除夜の鐘

今日は、大みそかです。
一年の決算ともいえる、この大みそかに、少々の所感を述べる自由をお許しください。
すこし生意気なことを書きます。


今年一年の民主党政権のあの売国ぶり、無秩序ぶり、まるで学生サークルの延長でやっているかような口先だけの中味のない議論、秋篠宮殿下に対する傲慢発言等、心ある人なら、もう胃袋がよじくりかえって、喉から飛び出すくらい腹が立つし、イライラするし、まったくもう、ふざけんな!と思います。
だから、保守の活動の多くのエネルギーは、時事問題に割かれる。
そりゃそうです。あんまりにもあんまりだ。
それに輪をかけて、抗議行動に立ち上がった何千人もの街宣の集団について、売国メディアが、まるで「なかったこと」を決め込む。これも異常です。
いったい君たちはどこの国のメディアなんだと、おもわず怒鳴りたくなる。
先日の天長節の一般参賀でも、皇居に陣取ったマスコミのカメラの砲列、その連中の半数くらいがGパンです。
いくら報道とはいえ、Gパンで陛下にお目通りなんて許せない。
去年はほぼ全員がそうだったので、今年の「半数」というのはまだ良い方、改善されたほうだったのかもしれないけれど、さすがに腹に据えかねて、連中の前に行って、怒鳴りつけてやった。
近くに警備をしている皇宮警察官がいたけれど、怒っているボクに何も言わなかったのは、もしかすると彼らも同じ思いだったのかもしれません。
とにかく、民主党の政治化も含めて、あいつら言わなきゃわからない。
だから一連の抗議活動や街宣デモ、抗議電話やFAX、署名など、どれも必要な活動だと思います。
叱ってやんなくちゃ、連中、知らないのです。わからないのです。言うしかない。
そうしたなかで、皆様今年は、口蹄疫号外配布や、参院選、尖閣署名、街宣デモ、講演会等、いろいろな形で、保守活動にご活躍、ご協力いただき、心から感謝を申し上げたいと思います。本当に、みなさまお忙しい中を、ありがとうございました。
もうひとつ大切なことがあります。
それは、
「目先の時事問題が解決できたら、それで日本は良い国になり、保守は万事円満、オールOKなのか?」ということです。
目先の時事問題への抗議行動は、絶対に大事です。不可欠です。やらなきゃならないです。野放しにしたら大変なことになるからです。
けれど、そうした目先の問題が解決できたたら全部OKなのかといえば、答えはNOです。
連中は手を変え品を変えてやってくる。
だからこそ、日本人が日本を取り戻すための戦いが、必要なのだと思うのです。
目の前の時事問題への対応が「対処療法」なら、日本人が日本の精神を取り戻すための作業は「根治療法」です。
この2つは車の両輪だと思う。
この「日本の心を取り戻す運動」というのは、これまでにもずっと行われてきたことです。
国際日本人養成講座さんもそうですし、新しい歴史教科書を作る会のみなさんもそう、到知出版さんも同様です。
他にも、こうした努力はあちこちで展開されているし、講演会や書籍なども出ています。
しかし、そうしたものがたくさんありながら、日本は左傾化してしまった。
政権を、左翼に渡してしまった。
保守はマイノリティになってしまった。
なんでだろう、と思うのです。
そしてそれに対するひとつの解が、「語る」「つたえる」という運動です。
講演会に行く、資料やメルマガを読む。
そこで感動したお話を、とにかく、ひとりでも多くの人に伝える、語る。
そうすることで、たとえばその講演に参加した人が100人でも、その100人が倍にも十倍にも広がって行く。
戦記でもいいでしょう。
偉人でもいいでしょう。
町の歴史でもいいでしょう。
でも語りやすいのは、大きな歴史といった大上段にふりかぶったような話ではなくて、もしかしたら、もっともっと身近でわかりやすい話なのではないか。
そういう日本の先人達が、ほんとうにすごかったお話を、小さな物語として、出版するとか、そういうオオゴトではなしに、とにかく、みんなで語っちゃおう、多くの人に伝えちゃおう、というのが日心会の活動です。
トルコ軍艦エルトゥールル号の物語など、日本人の常識にしなくてはおかしな話です。
路上を歩けば、黄色い点字ブロックが、どこにでもあります。
あれを開発し普及したのは、まぎれもない日本人です。
風邪をこじらせて病院に行けばレントゲンです。
骨折しか写せれなかったレントゲンを、両手の指を失ってまで、臓器まで写せるようにして、今日のCTスキャンの基礎を築いたのも日本人です。
そういえば、幕末頃、世界最先端の外科手術は、実は日本で行われていた。
当時はまだ麻酔がなかった時代なのです。
外科手術は、口に手ぬぐいを咥えて耐えるしかなかった、そういう時代です。
その時代に、日本が世界最先端の外科手術を成功させていたのは、患者と医師との間に、手術の痛み以上の信頼関係があったからとはいえないでしょうか。
その強い信頼関係が、おかみと庶民の間にもあった。庶民同士にもあった。
だから明治初期に来日したバート女史は、日本をこの世のユートピアだと述べています。
そんなお話を、とにかく語る。つたえる。
それをみんなでやる。
一回二回なら、そんなものはたいした影響力はないかもしれません。
だけど、それを3年続けたら。5年続けたら。10年続けたら、何かが変わると思う。
日心会の活動は、そういう活動です。
ですから、日心会の主役は、あくまで、ひとりひとりの会員のみなさんです。
みんなで、「語る」、「伝える」。
それではみなさん、
今年一年、たいへんお世話になりました。
 みなさまどうぞ、良いお年を!!
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軍歌 橘中佐 34聯隊写真入

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