
日心会MLからです。尖閣の漁船問題の裏で、いま何が起こっているかです。
よくみると、これは明らかな中共の陰謀です。
ニュースを順にみていきます。
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中国側の軟化期待し船員帰国さす…「違った状況」
産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100913/plc1009132358011-n2.htm
沖縄県・尖閣諸島付近で海上保安庁巡視船と中国トロール漁船が衝突した事件で、日本政府は中国側の軟化を期待し、中国人船員の帰国を認めた。
民主党代表選(14日投開票)を控える菅直人首相らが軟着陸を模索しているためだ。だが中国側は足元を見るかのように態度を硬化させている。
「しつこいな」
仙谷由人官房長官は中国の戴秉国(たいへいこく)国務委員(副首相級)が12日午前0時(日本時間同1時)に、丹羽宇一郎駐中国大使を呼び出したことについて、苛立ちをあらわにした。
中国側は7日に衝突事件が発生してから、何度も丹羽氏に抗議したうえ、戴(たい)氏まで乗り出してきたからだ。
外務省幹部は
「中国側から丹羽氏が抗議を受けたことばかり報じられているが、おかしなことだ。
丹羽氏は自ら2回出向き、抗議している」
と強調する。
もっとも、程永華駐日中国大使は8日に外務省を訪れたが、日本側は公表しなかった。
武正公一外務副大臣は13日の記者会見で未明の丹羽氏呼び出しを「遺憾」としたが、今後程大使を呼びつけることは否定した。
仙谷氏は7日の事件発生時、代表選に追われる首相に代わり、官邸に外務省や海上保安庁の幹部を呼んで指揮をとった。
弁護士出身の仙谷氏が最も懸念したのが、法的手続きの瑕疵(かし)で外交問題に発展することだったという。
事件発生から半日後に船長逮捕を決めたのはそのためだ。
翌8日午前の記者会見で、仙谷氏は「日本国内もヒートアップ(過熱)しないで冷静に対処していくことが必要だ」と答えている。
中国政府が対応を過熱させることは、予想していなかったようだ。
しかし今月中旬に日中両政府が予定していた東シナ海ガス田共同開発に関する条約締結交渉第2回会合は、船長逮捕に抗議する中国側の都合で延期された。
日本政府は13日昼、船長を除く中国人乗組員14人を帰国させた。
仙谷氏は同日の記者会見で「漁船の違法操業との関係でガス田協議を中止するといわれても困る。
私の予測では、14人と船がお帰りになれば、また違った状況が開かれてくる」と述べ、中国側の対応の変化に期待感を示した。
首相も13日夜、記者団に、
「日中双方の努力により戦略的互恵関係がしっかりと発展することが必要だ」
と述べた。
首相らの姿勢について、外務省幹部は、
「代表選があるので今は中国と荒波を立てたくないのだろう」との見方を示した。
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本当に残念です。
海保の皆さんの志気が下がらないようにと祈るばかりです。
更に、シナ漁船団はやりたい放題出来ると思うに違いないです。
続きです。
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【主張】対中姿勢 尖閣の守り強化が課題だ
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100914/chn1009140315001-n1.htm
2010.9.14 03:15
沖縄・尖閣諸島の領海内で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件で、中国の戴秉国(たいへいこく)国務委員が丹羽宇一郎駐中国大使をわざわざ休日の未明に呼び出し、日本側の対応に抗議した。
事件がそもそも中国漁船の領海侵犯と違法操業に端を発したことを考えると、きわめて理不尽で高圧的な外交手法と言わざるを得ない。
仙谷由人官房長官は異様な呼び出しに「遺憾だ」と述べたが、それで済む問題ではない。
尖閣諸島は明治政府が日本領土に編入し国際的に認知された。
中国は1992年に国内法で一方的に中国領だと宣言したにすぎない。
岡田克也外相は、この事実を中国の程永華駐日大使にきちんと伝え、直接厳重抗議すべきだ。
実際には外務省高官が程大使に電話と面談で1度ずつ、抗議しただけだ。
これでは腰が引けているとみられてしまう。
事件発生後、中国側は一貫して強硬姿勢をとってきた。
一つは、今月中旬に予定されていた東シナ海ガス田共同開発に関する日中両政府の条約締結交渉第2回会合の延期である。
日本が中国漁船の船長を公務執行妨害容疑で逮捕したことへの対抗措置だ。
もう一つは、沖縄本島西北西の日本の排他的経済水域(EEZ)内で海洋調査中の海上保安庁測量船2隻に、中国国家海洋局の海洋調査・監視船が調査の中止要求を行ったことだ。
「中国の管轄水域」を主張しての威嚇である。
海洋権益の拡大を目指す中国の海軍艦船がしきりに日本近海に出没するようになったのと比例して、尖閣海域での中国漁船による領海侵犯も急増し、海保が立ち入り検査しただけでも今年は14件にのぼる。
放置できない事態だ。
菅直人首相は尖閣の事件について「国内法にのっとって厳正に対処していく」と述べた以外に何も語っていない。
中国漁船の船長を逮捕、送検した日本政府の措置は当然だが、他の乗組員14人は帰国させ、漁船も中国側に引き渡す。
中国側に配慮しての措置だとすれば今後に懸念が残る。
今後も尖閣諸島をめぐって中国側は、力を背景に勢力圏に置こうとするだろう。
日本側は尖閣の守りを強化することが喫緊の課題である。
以前着手したものの使用に至っていないヘリポート整備などが必要だ。
日本の主権を守ることを統治者に強く求めたい。
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中国の日本人学校にも、嫌がらせがありました。
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天津日本人学校に金属球 接触事件で嫌がらせか
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100913/chn1009132358007-n1.htm
2010.9.13 23:58
【北京=川越一】
北京の日本大使館によると、中国天津市内の天津日本人学校(横田貞純校長、児童・生徒193人)で12日午後8時(日本時間同9時)ごろ、正門脇の警備員室に向けて停車中の車からパチンコ玉大の金属球3発が撃ち込まれ、窓ガラスが割れる事件が起きた。
けが人はなかった。
また、13日朝には同校の塀に中国語で、
「中国人民は侵犯を許さない」
とペンキで落書きされているのが見つかった。
尖閣諸島付近での接触事件に絡む嫌がらせとみられ、日本大使館は天津市当局に日本人学校の警備強化を要請した。
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こういう事への対応としても、14人を拘束しているのとしていないのでは、中国政府に対して、まったく圧力のかけ方が変わってくるというものです。
更には、中国人の不法就労者の一斉摘発でも何でもすればいいんです。
まとめて、牢屋にぶち込んでおけば良いんです。
進出した国の経済やGDPの引き上げに、大きく貢献している日本企業の子弟が通うのが日本人学校です。
中国や韓国のような反日国でなければ、その国に大きな貢献をしている日本人にたいして敬意を表し、子弟を大切にしてくれるでしょう。
しかし、中国では飴とムチで中国共産党の意の通りにする事を強制されます。
法律は国の都合に合わせどんどん変えられます。
更に酷いのはその法よりも、役人政治家の意のままの人治国家だということです。
企業は、その国の国民性を十分に検討した上で、進出するかしないかを決めていただきたいものです。
中国のような人権が確立していないような独裁国家、民度の低い国では、いつ社員とその家族が危険にさらされるか分かったものではありません。
今回のように、海保や自衛隊がいくら頑張って良い仕事をしても、政府がアホならどうしようもありません。
このような体たらくが続けば、いくら愛国心があるとはいえ、官員、隊員がその志気を維持するのが非常に困難になると思います。
また1分1秒を争う緊張した現場で、まったく緊張感のない政府の判断を仰がなければいけない現場の指揮官の心中は如何ばかりであろうと思います。
ここまでは、ニュースから見えることです。
さらにこの問題には裏があります。
今回の事件に関する中共の対応は、実は非常に甘い対応でもあるからです。
いつもの中共なら、徹底して悪態をつき続ける。
以下をお読みください。
できれば、そのあと、下にある動画もご覧ください。
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[日心会MLNo.15474]
今回逮捕された船長は、漁船で体当たりまでして逃走しておきながら、おとなしく取り調べに応じているといいます。
中共もあれだけ抗議しておきながら、尖閣沖に出てきた監視船はすでに引き上げたという。
これは、いつもの中共の対応にしては、いかにも不自然です。
しかし、これが船長が逮捕されるために中国政府の指示を受けて領海侵犯を犯した工作員であり、中国は日本に強硬な態度を示すのが目的であったとするならば、すべてく納得がいきます。
なぜそのような船長の工作や中国政府の態度を示す必要があるのかと言うと、尖閣上陸計画があるからです。
http://ameblo.jp/japangard/entry-10588966944.html
上陸決行日は来年6月17日、「本来中国のものであった沖縄」が、日本に返還調印された40周年の日です。
この旗揚げ大会に参加する民間(を装った元解放軍軍人も含む)の代表が一堂に会するこの大会に、中国は、
「大いに盛り上げて尖閣を取れ。中国は同じ中華民族としてバックアップする」
とメッセージを送るのが目的だった、と私は見ています。
ニュースでは10月1日(中国の建国記念日)に上陸するなどと言っていますが、これは中国人だけに限った小数のはず。
来年6月17日には、民間船をチャーターしたアメリカ、台湾、香港東南アジア各国の中華民族が、大挙して尖閣にやってきます。
民主政権はこれにどう対応できるのでしょうか。
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これは日本だけの問題ではありません。
尖閣諸島問題をきっかけとして連絡網を構築した民間華人団体の、歴史的経緯を無視した要求が通れば、これを前例として、彼らは間違いなく世界各国に対して華人権益確保のため、なりふりかまわぬ圧力で要求を突きつけ、世界を席巻する。
http://ameblo.jp/japangard/entry-10588966944.html
世界の平和と安定と秩序の維持は、いまや日本政府の対応如何にかかっているのです。
にもかかわらず、現民主党政権には、目下のところ自らの代表選しか眼中にない。
彼らにとって大切なことは、内輪の権力闘争であり、日本の外交、領土、内外の秩序維持などは、すべて他人事です。
このまま放置したらたいへんなことになる。
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是非、後視聴ください。
いま何がわかっているかがわかります。


