
以下は、ある日心会会員の方からいただいた原稿で、今週の月曜日の日心会メルマガで紹介された記事です。
とても素晴らしい内容ですので、ご紹介します。
題名は「愛国心を育てましょう」というものです。
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私は日教組の支配率が異常に高い県で生まれて育ちました。
しかし、ネット上で聞いた事があるような強烈な自虐史観を植えつけられる事はありませんでした。
理由は2つあると考えています。
1つは、この県の教員組織率は高いのですが、単に組織に入っているだけの教員が多いようで、自虐史観教育も、学力指導も含めて、全ての面で教員の指導レベルが低いからです。
もう1つは、私自身の父親から受けていた愛国心教育があると思います。
私の父は保守でも何でもなく、政治的な強い思想は全く持ち合わせていません。
ですから、日本の正しい歴史を教わる事も、政治的な話を聞かされる事もありませんでした。
ですが、私は幼少期から、
「日本は平和で素晴らしい国だ。
飢え死にする子供もいない。
日本に生れて良かったな。」
と呪文でも唱えるように、食事の度に父親から話をされていました。
幼心に、アフリカの飢餓で苦しんでいる国々の映像を見つめながら、日本は本当に素晴らしい国だと何度も思っていました。
(もちろん、いつも同じ話だったのでうんざりしていたこともあります。)
思春期になり、様々な場面で、自虐史観に基づいた情報や映像に触れた機会はあったのだと思います。
しかし、私の中では、
「そういう悲惨な歴史があったかもしれないけど、日本は素晴らしい国だから」
という父親からの教えが、自動的に自虐史観に染まる事を遮断してくれていたのだと思います。
自虐史観を教え込まれて、日本を嫌いになっていた方々の話を、ネット上で聞くたびに、私は父親から受けていた「日本は素晴らしい国だ」という教えによって、自虐史観から守られていたのだと思いました。
生まれてから一度も日本や嫌だと思った事はありません。
そして、日本の正しい歴史を少しずつ知る度に、
「こんなに素晴らしい国は世界のどこを探しても存在しない」と強く感じるようになりました。
「日本は素晴らしい国」を証明する情報は、どこにでもあります。
それらをしっかりと子供達に繰り返し話す事が、愛国心を育てる土台になると思います。
「民主党が日本をダメにする。」
「特アは日本を破壊しようとしている」
と具体的な情報を添えて話をしても、周囲の人間が心を動かしている様子がないと感じる事はありませんか?
民主党政権が成立してからの度重なる失政があるので、民主党のダメな所を話す事で、反民主の機運が高まると大きく期待していた割には、正直周囲の反応が良くありません。
もちろん、マスコミが民主党擁護に動いているのが大きいのだとは思いますが、私や日心会の仲間が感じる憤りを、周囲の知人が共有してくれないと思う場面によく出くわします。
これだけの失政をしている民主党になぜ怒りを感じないのか?と疑問に思い、よくよく考えてみた所、私の中で1つの結論が出ました。
「日本という国に対する愛国心が少ない」
つまり、日本が好きな私たちからすれば、日本の文化や歴史を壊そうとしている民主党は、怒りの対象であり、許し難い存在です。
ところが、日本への愛国心の少ない人は、民主党を「良くない」とは思っても、怒りを向ける程の対象ではないと感じてしまうのだと思います。
例えば、毎日のように世界中で殺人事件が発生しています。
時々、そのニュースに私たちは触れる事があります。
その時、可哀そうだとは感じますが、犯人に対して「強い怒り」を感じる事はあまりありません。
ですが、もし被害者が自分の知り合いであったのなら、強い怒りが込み上げてくるのは間違いありません。
被害者が自分に近い存在であるほど、愛情を向ける存在であるほど、怒りの度合いは高まっていくはずです。
今、日本人の多くが立ち上がり、民主党政権に怒りをぶつける必要があると思います。
ですが、その怒りの元は、「愛」だと思います。
自分が愛する存在が害された時にこそ、強い怒りを持つ事が可能となるのだと思います。
日本のための行動は様々なものがあると思います。
その中で、日本の素晴らしさを多くの方々に伝えて、日本を好きになってもらう事は、とても地味なように見えて、とても大切な活動だと思います。
なぜなら、日本に対する愛情を多くの日本人に広める事が、大きな怒りを持ち行動する日本人を増やす事になるからです。
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