
上にある写真は、ご存知「仁徳天皇御陵」です。
日本の誇る前方後円の巨大古墳です。
ところが最近、この仁徳天皇陵を、学校では「仁徳天皇陵」とは教えていません。
教科書になんと書いてあるかというと、「大仙古墳(だいせんこふん)」とか「大仙陵(だいせんりょう)と書いてある。
そして「通称」が仁徳天皇陵なのだそうです。
なぜここが仁徳天皇陵ではないかというと、「その証拠がない」からなのだそうで、だから地名をとって「大仙陵」としている。
馬鹿をいっちゃぁいけません。
仁徳天皇陵は、仁徳天皇陵です。
そもそも、いまだに歴史教科書に「世界四大文明」などという「まやかし」を平然と書いているような教科書が、古来、日本の伝承としてちゃんと伝わっている仁徳天皇陵について、その名を勝手に変えるなど、許されることではありません。
【参考】
「世界四大革命のウソ」
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-791.html
どこの誰が「大仙陵」などという名称のご不敬を働いたのか知りませんが、まさにそ奴の行為は、万死に値する、と申し上げたいと思います。
そもそも、仁徳天皇といえば、我が国の施政の根本を教えてくださった偉大な天皇です。
「民のかまどは賑いにけり」の物語です。
仁徳天皇の四年、天皇が難波高津宮から遠くをご覧になられた。そして、
「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。
都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」と、向こう三年の租税を免じた。
このお話には、さらに後日談があって、三年がたって、天皇が三国峠の高台に出られて、炊煙が
盛んに立つのをご覧になり、かたわらの皇后に申された。
「朕はすでに富んだ。嬉ばしいことだ」
「変なことを仰言いますね。宮垣が崩れ、屋根が破れているのに、どうして富んだ、といえるの
ですか」
「よく聞けよ。政事は民を本としなければならない。その民が富んでいるのだから、朕も富んだ
ことになるのだ」
天皇は、ニッコリされて、こう申されましたといいます。
ここまでは、よく知られた話ですが、実は、この話には、さらに後日談があります。
このお話を聞いた諸侯が、
「皇宮が破れているのに、民は富み、いまでは、道にモノを置き忘れても、拾っていく者すらないくらいです。
それでもなお税を納め、宮殿を修理させていただかないならば、かえって、わたしたちが天罰を
うけてしまいます!」と、申し出たというのです。
それでも仁徳天皇は、引き続きさらに三年間、税を献ずることをお聞き届けにならなかった。
そして六年の歳月がすぎたとき、やっと天皇は税を課し、宮殿の修理をお許しになったというのです。
その時の民の有様を「日本書紀」は、次のように生き生きと伝えています。
~~~~~~~~~
民、うながされずして材を運び簣(こ)を負い、日夜をいとわず力を尽くして争いを作る。
いまだ幾ばくを経ずして宮殿ことごとく成りぬ。
故に今に聖帝(ひじりのみかど)と称し奉る。
みかど崩御ののちは、和泉国の百舌鳥野のみささぎに葬し奉る。
~~~~~~~~~
民は、仁徳天皇に深く感謝し、誰に強制されるわけでもなく、誰に促されるわけでもなく、自ら
進んで、材料を運び、荷物を背負って荒れた皇宮を修理したというのです。
それも、昼夜をいとわず、力を尽くし、競い合って皇宮の修理にあたった。
ですから、いくばくも経たずに、皇宮は、きれいに治ったのです。
だから仁徳天皇は「聖のミカド」と呼ばれるようになった。
仁徳天皇がお亡くなりになると、人々は、和泉国の百舌鳥野に、御陵を作った。
そう日本書紀に書かれているのです。
そしてその御陵が、仁徳天皇御陵なのです。
正式名称は「仁徳天皇百舌鳥耳原中陵(にんとくてんのうもずみみはらなかのりょう)」という。
なんのことはない。しっかりとした記録があり、伝承があるではないか。
いまどきの歴史学者は、気でも狂ったのかといいたい。
かまどの煙をみただけで、民の生活の困窮を悟り、自ら生活をきりつめてでも民の生活の安らかなることを祈った天皇。
その天皇への報恩感謝のために、みんなで力をあわせ、きそいあって公宮の修繕にあたった日本人。
さらに仁徳天皇がお隠れになられたあと、その御恩をわすれず、みんなで協力し合って、世界に冠たる大古墳を作った日本人。
そこに日本人の施政、管理、報恩感謝の心のすべてが凝縮されているように思います。
その誇るべき歴史と伝統ある古墳に対し、なにが「大仙陵(だいせんりょう)」か。
日本というのは言霊(ことだま)の国です。
「だいせんりょう」は、千両であり、千両役者をイメージさせる。ご皇室を、芸人に貶めるものであり、しかも「せんりょう」は占領でもある。
悪いけれど、気持ちは、仁徳天皇陵に「大仙陵」などとふざけた名前をつけた学者、それを認めた教科書の関係者全員、斬首!!です。
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