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靖国神社
靖国991

臨死体験というものがあります。
事故や病気などが原因で一度死亡した後、生き返った人の体験です。
エリザベス・キューブラー・ロスが、約200人の臨死患者に聞き取りし、『死ぬ瞬間』という本(1965年)にまとめ、有名になりました。
戦時中にもそうした臨死体験は数多く寄せられています。
そのなかのひとつ、昭和18年12月のニューギニア戦線での記録です。
敵からの爆撃を受けて、山の斜面にある本部の壕が直撃を喰らいます。みんな我を忘れて飛びだしたのだけれど、豪に生き埋めになった人たちも出た。
みんなは、まだ敵の爆撃下であることも忘れて、必死に仲間の救出作業をしたそうです。
しかし、みんなの必死の救出にも関わらず、2名を除く、将校・下士官・兵、合計21名が帰らぬ人となった。ほとんど圧死だった。
その時、長い長い人口呼吸の末、生きかえったひとりが、そのときの臨死体験を語っています。
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爆弾が落ちたとき、一瞬土砂に圧しつけられた。
ケガはたいしたことはなさそうだった。
しかし空気穴がない! だめだ! と思った瞬間、スーッと霧のなかに吸いこまれるように意識をうしなった。
すべてが終わった・・・。
それから、どれくらい時がたったのかわからない。
自分は一生懸命、海を泳いでいた。
静かな、きれいな大海原だった。
ふと気がつくと、遠く水平線のかなたに富士山が見えた。
あ! 日本だ! 俺は日本に帰るのか!
泳ぎに力が入った。
もうそうなると帰心矢のごとく。
泳ぎに泳いだ。
富士はだんだん近くなってくる!
一生懸命泳ぐ・・・
妙なことにそのときは、今まで戦場にいたことも、どこから日本に向かって泳いで帰るのかも、ふしぎに全然頭になかった。
ただただ、いっしょけんめい泳いだ。
すると、皇居が見えた。
皇居だ!!
そして靖国神社が見えてきた。
あ! 俺は死んだんだ! 俺は戦死したんだ!
そうか! それで靖国神社に帰ってゆくのか・・・。
そう思った。
死の恐怖も不安も感じなかった。
ただひたすら、靖国神社に向かって泳いだ。
泳ぎつづけた。
すると遠くから、かすかに人の声がしているような気がした。
自分は気にもとめないで泳いでいたが、だんだん声がはっきり聞こえだした。
あ! 俺を呼んでる声だ!
うしろの方で多くの人たちが俺を呼んどる!
自分はゆっくり振り返ろうとした。
「あっ! 気がついたぞ!」
「助かった」「助かった」
ざわめきに我にかえった。
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彼は生きかえりました。
そして、ふたたび戦友たちの戦列に復帰しました。
彼は、この体験を戦友たちに語ったとき、こう言ったそうです。
「俺たちは死んだら靖国神社に帰るんだなあ、先に死んだやつも、後から死ぬやつも、皆靖国神社に帰ってゆくんだ。『靖国で会おう!』と言い合っている言葉は嘘ではないんだなぁ」
そう語る彼の顔は平安だったそうです。
話を聞き入った者たちは、みな、これが死後に確信を持った人間の顔なのかと思ったといいます。
戦前、日本の将兵たちが知っていた靖国神社とは、春秋二回の例大祭には必ず陛下御自ら御参拝あそばされ、国民こぞって感謝の祈りをささげる場所でした。
靖国は、散華された将兵と、生きる私たち日本人が、ともに死生を超えて出会う場所でもあった。
「靖国神社の歌」
1.
日の本の 光に映えて
尽忠の  雄魂祀る
宮柱   太く燦たり
ああ大君のぬかづき給ふ
栄光の宮 靖国神社 
2.
日の御旗  断乎と守り
その命   国に捧げし
ますらをの 御魂鎮まる
ああ国民の 拝み称ふ
いさをしの宮靖国神社
3.
報国の   血潮に燃えて
散りませし 大和をみなの
清らけき  御霊安らふ
ああ同胞の 感謝は薫る
桜さく宮  靖国神社
4.
幸御魂   幸はへまして
千木高く  輝くところ
皇国は永遠に厳たり
ああ一億の 畏み祈る
国護る宮  靖国神社
日本は信教の自由があって、神社に行く行かないは、それぞれ個人の判断。それはそうかもしれません。
しかし、この国を守るために散華された英霊のみなさん方に、やはり私たちは目をそむけてはいけないと思うのです。
しっかりと正対し、真正面から英霊と向き合い、心から感謝する。
彼らの誇りを、彼らの涙を、しっかりと感じ取る。
出発点は、もしかするとそこにあるのではないか。
そんな気がします。
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奉頌歌 靖國神社の歌

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