
現行の日本国憲法は、占領憲法であるからこれを改正せよ。
いやいや日本国憲法は、戦争放棄を謳う世界の理想憲法なのだから、これを固持すべきだ、等々、憲法論議というのは戦後ずっと続けられたまま、結果、戦後64年、ただの一度も改正されていません。
憲法というのは、国の価値観と体制の基本をなすものです。
価値観や体制は、そうそうコロコロ変わってしまっては、困る(笑)
なので、国際社会の変容や、国内需要の変遷によって、必要に応じて改正をするという考え方もあります。
長期間にわたり、ただの一度も憲法の改正を行っていない国は、日本とデンマークくらいです。
日本では、旧大日本帝国憲法も、日本国憲法制定まで一度も改正されなかった。
日本人て、律儀なんですね。いちど決めたら守り抜く。
さらにそれ以前の憲法・・これも改正されていない。なにかというと、飛鳥時代に制定された大宝律令。奈良時代に養老律令として一度改正されただけで、少なくとも形式上は明治初期まで存続していた。ほんと日本人は律儀です^^v
しかし国家の根幹をなす憲法が他国より与えられたもので、自国民の安全と平和を脅かすものに対して、まったく無防備というのは、いかがなものかという議論もあります。それが日本国憲法の改憲論です。
ちなみに現行憲法については、護憲論、改憲論があり、護憲は、主として北朝鮮の出先政党ともいえる社民党がこれを強硬に主張。社民党はとにかく改憲論議自体も反対しているというのだからすさまじい。
ちなみに日本共産党は、最近は護憲論になっているけれど、ちょっと前までは、独自の「日本人民共和国憲法草案」をもっていた。その前文を覗いてみると・・・・
「天皇制支配によってもたらされたものは、無謀な帝国主義侵略戦争、人類の生命と財産の大規模な破壊、人民大衆の悲惨にみちた窮乏と飢餓とであった。
この天皇制は、欽定憲法によって法制化されていた様に、天皇が絶対権力を握り、人民の権利を徹底的に剥奪した。
それは、特権身分である天皇を頂点として、軍閥と官僚によって武装され、資本化地主のための搾取と抑圧の体制として勤労人民に君臨し、政治的には奴隷的無権利状態を、経済的には植民地的に低い生活水準を、文化的には蒙昧と偏見と迷信と盲従とを強制し、無限の苦痛をあたえてきた。
之に反対する人民の声は、死と牢獄とをもって威嚇され弾圧された。この専制的政治制度は、日本民族の自由と福祉とに決定的に相反する。同時にそれは、近隣植民地・半植民地諸国の解放にたいする最大の障害であった。」
俗に「体ななめなれば、陰ななめなり」 というけれど、ものごとをここまで前後を入れ替えて、真実を捻じ曲げた文章もめずらしい。
天皇陛下を頂点とする大日本帝国憲法によってもたらされたものは、日本民族の自由と福祉であり、我が国の被植民地化を阻止し、同時に、近隣植民地・半植民地諸国の解放をも実現した」というのが正解です。
共産党憲法草案前文は、デタラメもよいとこだ。
もっとも共産党は、さすがにこの酔っ払いのたわごとのような憲法草案に恥ずかしくなったのか、最近ではこの草案を完全に引っ込め、社民党と同じく護憲の立場をとっています。
不思議なのは、日本の政党で具体的に護憲の立場をとっているのは、この社民党と共産党くらいしかいない。しかもどちらも少数政党です。
つまり、護憲などというのは、国内少数政党の見解にすぎない。にもかかわらず日本は改憲できない。
なぜか。
その理由は2つあるといわれています。
ひとつは、日本国憲法の改正手続きが重すぎること。
もうひとつは、日本には、一度決めた憲法を改正するという習慣がない(笑)
日本国憲法の改正手続きは、同じく日本国憲法の第96条に規定されています。
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第96条(憲法改正の手続き)
① この憲法の改正は,各議院の総議員の3分の2以上の賛成で,国会が,これを発議し,国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には,特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において,その過半数の賛成を必要とする。
②憲法改正について前項の承認を経たときは,天皇は,国民の名で,この憲法と一体を成すものとして,直ちにこれを公布する。
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憲法改正のためには、
(1) 衆参両院それぞれの3分の2以上の賛成
↓
(2) 特別の国民投票又は国会の定める選挙での過半数の賛成
↓
(3) 天皇の名による発令
の3つの手続きが必要となります。
しかも、国民の過半数の賛成を必要とする
「特別の国民投票」
または
「国会の定める選挙」
については、1946年の公布から現在にいたるまで、いまだその具体的手続き法が定められていません。
さらにいえば、たとえば「特別の国民投票」にしても、有権者をどの範囲にするか、たとえば年齢制限を設けるのか、はたまた選挙にこれなかった国民の投票権はいかに確保するのか(国民の過半数なので、投票にこれようがこれまいが、国民のひとりである)などなど、こうなると議論百出で、まとまりようがない。
安倍内閣当時、この国民投票についての法案を審議する動きとなりましたが、安倍内閣倒閣後は、まったくその議論は宙に浮いたままとなっている。
そもそも日本人は、ルールを守ることは得意だが、ルールを“変える”という習慣がない。
つまり、現在のように、火力、情報の両面で他国からの侵逼難に遭い、政治の信頼が大きく損ねられているという状況の中にあってもなお、なかなか憲法の改正ができない。
これは、日本や日本人が、護憲派の意見を「正しい」と考えているということではなく、単に日本に「ルールを変える」という習慣がないという、日本独特の遵法精神のあらわれといえるのだろうと思います。
ただ、日本人は、少しづつの変化は受け入れないが、抜本的変化は、比較的容易に受け入れる傾向があります。
野球好きが、野球のルールの変更には抵抗するのだけど、ある日突然、野球ファンからサッカーファンに乗り換えたりする。
日本人の新しいもの好きは、こんなところにも出ているようです。
その意味で、憲法論議については、護憲・改憲という二者択一でなく、もうひとつの選択肢、「棄憲」による新憲法樹立という選択肢のほうが、日本人には抵抗がないのかもしれない。
日本国憲法を廃止する。そして、時代に即し、国家千年の大計に基づいた新憲法を樹立する。
日本国憲法は、日本の法律のひとつにすぎないので、衆参両院の過半数の賛成で日本国憲法は破棄できます。
あるいは「日本国憲法の停止に関する法律」を可決してもよい。
そして日本国憲法がなくなると、新憲法の発布も、両院過半数・・・参院の賛成がなければ衆院だけの過半数の賛成で・・・新憲法を制定することができる。
ねずきち的には、護憲だ、改憲だ、国民投票をどうするのかなど、不毛の議論を繰り返しているよりも、一気に同日付で、日本国憲法の廃止と、新憲法の樹立を行った方が、はるかに実現性が高いように思えます。
ただし、これには、重大な問題がひとつあります。
もし、売国政党の民主党が、次期衆院選に勝利し、衆参両院で過半数を取得したら、「棄憲」ができてしまう。
そして鳩山氏ひきいる民主党が提示する新憲法は、どう考えても上に示した共産党案のような、売国亡国憲法になることは火を見るよりも明らか、ということです。
我々日本人は、だから絶対に次期選挙で民主党を勝たせてはならない。
ねずきちは、麻生総理をはじめ、安倍元総理、そして憂国の志を持った議員さんに、是非お願いしたいのです。
日本を憂い、日本を愛し、共産主義者や、社会主義者、特ア3国や、日教組に汚染されていない、真の愛国保守議員さんだけで、是非、新憲法制定のための準備委員会を発足していただきたい。
座長は、安倍さんが適任?
北からミサイルが降ってきてから、あるいは売国政党が政権をとってからでは遅い。
現憲法の破棄と新憲法の制定は、本気で日本を救うなら、本気で世界の平和を願うなら、絶対に日本の真正保守の手で、これを実現しなければならない。
昨日のかぐやひめさんのコメントで、こういうお話がありました。
> 日本の国家体制はトップ15代目で変わります.
> 平安=藤原家の支配は藤原15代で終わり、
> 鎌倉=北条氏の支配も15代。
> 足利氏15代、徳川家15代です。
> 戦後自民党単独政権も、宮沢喜一(15代目の総裁)
> で、終焉し、現在のように連立政権になっています。
つまり戦後占領憲法である日本国憲法の時代は、宮沢内閣の時代で終わった。
混迷が続き、他国侵逼難が目前にせまっている今、日本は新たな国家体制の樹立を迫られています。
自衛隊は正規の国軍としなければならないし、日本に向けられたミサイルは、発射前に粉砕しなければならない。
日本は教育勅語の精神、日本的共同体精神を復活させたほうがいい。
私より公をたいせつにする我が国の美風をまもり抜かなければならない。
教育現場に救う、売国教師や性教育教師を排除しなければならない。
日本国内に救うスパイを放逐しなければならない。
日本はやさしいけれど、怒ると本当に怖い存在にならなければならない。
日本は、自虐史観を捨て、なぜあの苦しい大東亜戦争を戦い抜いたのか、その本当の歴史を我が国正史として、真実の歴史を定着させなければならない。
市民権というものは、市民を守るために戦う意思を持ったものだけに与えられる・・・それが世界の常識です。
なので国を守る意思を持った者が国民です。
なんですかっ!あの外国人参政権だの日本国籍乱発法というのは。デタラメもいい加減にしてもらいたいです。
国を守る意思のないものに、どうして選挙権を与え、わが国の国政に参加させなければならないのか。そういう物狂いをいつまでも容認するわけにはいかない。
国営放送局が売国的自虐史観番組を放送するなんて、誰がどう考えても異状です。
それを正常と考えるなら、その者はもはや日本人ではない。さっさと国外追放すべきです。
在日特権がどうのとかいいながら、いつの間にか運転免許証から本籍地の表示が消えたけど、聞けば、免許証の本籍・国籍欄に「韓国」とか書かれると「差別」されるからだとか。
まじめに一生懸命生きていれば、日本人は誰も差別なんてしやしませんよ。
国民的アイドルで在日の方だって、たうさんいる。
金美齢さんなんて、日本人より日本人らしい。
在日が危険視されるのは、自分たちの中に、暴力をふるったり、火病を起こして乱暴をはたらいたり、凶悪な犯罪を犯す者がいるからです。
差別撤廃がどうのと権利を主張する前に、まずは自分たちの行動から襟を正しなさい。それが先でしょう?
ゾロアスター教じゃないけれど、この世は、善と悪の戦いです。
我が国が、善の国でありたいなら、世界の中で信用される国でありたいなら・・・そうでなければ日本を貿易の相手国にしてくれる国はなくなってしまう・・・日本は毅然とした規律と礼節と責任を持った国であるべきだし、それを国是とし、憲法にそう記すべきです。
占領統治法にすぎない現憲法は、すでに時代の使命を終え、いまでは日本の社会に混乱と無秩序を招いている。
このうえは、いまこそ現憲法の廃棄と新憲法の樹立をすべきと、思うのです。
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