鳩山由紀夫

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20日の夕方、都内の個人事務所で記者会見に応じた民主党鳩山由紀夫代表。
1-3月期のGDP(国内総生産)が戦後最低を記録したことに関連し、
「これは政府の対策が、こんにちまで遅れてしまったと。
少なくとも半年、打つ手が遅れたということが、致命的な今回の経済失政につながったと、私はそう思っています。
従ってこれは、いわゆる内需というものをとことんですね、引っ張りあげていかない限り、喚起しない限り、戻らないと。
私どもとすれば、もっと直接、家計の消費を刺激する、そういった施策に転ずるべきだと。そのためにはやっぱり、政権交代が必要だと。そう思っています」
(゜Д゜) ハア??
この方、どうしちゃったんでしょう???
コレカラハ、ハトヤマジョウユウトヨボウ!!
政府が“緊急”景気対策を行うために、一次、二次の補正予算を審議したとき、あくまで頑迷に景気対策に反対し続け、まさに「半年、打つ手を遅らせることで、致命的に日本の景気を悪化させたのは、いったいどこの政党でしたっけ?
「もっと直接、家計の消費を刺激する、そういった施策」として行われた定額給付金を天下の愚策と評してその成立に頑迷に抵抗していたのは、どこの政党でしたっけ?
定額給付金は、まるでもらう奴はバカだといわんばかりの攻撃標的にされていたけど、いざもらえる段になったら、ほとんどの庶民はみんな喜んでいる。
給付金申請書の受付をする役所には、書類整理のための臨時雇用も生まれ、役所がかつて処理したことのないような大量の申請書処理が、いまされている。
みんな喜んでいるのですよ。反対したのは、どこのどいつだ!(笑)
新聞記者の皆さん。
君たちはいい大学を卒業した頭のいい方々だ。上司が何を言おうが、自分で取材を続けてきて、この鳩山由紀夫氏のしらじらしさ、無責任さ、無節操さに、何も感じない? 何の批判精神も持ち合わせてない??
■記事:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】「(自民党の厚労省分割案は)朝三暮四だ」(20日夕)MSN
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090520/stt0905202145015-n1.htm
昨日はもうひとつ、面白ネタがあって、共産党の志位書記長が、大喜びしていたのだとか。
■記事:共産・志位氏、オバマ米大統領から返事もらいおおはしゃぎ!MSN
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090519/stt0905191805011-n1.htm
これは、記事をそのまま引用します。
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共産党の志位和夫委員長は19日の記者会見で、核兵器廃絶を訴えたオバマ米大統領のプラハ演説を「心から歓迎する」と評価したオバマ氏宛の自身の書簡に対し、米政府から返書が届いたことを明らかにした。
返書は16日に東京・千駄ケ谷の共産党本部に国際郵便で届いたといい、
「あなた(志位氏)の情熱をうれしく思う。
私たちは核廃絶の目標に向かって具体的な前進をつくり出すために日本政府との協力を望んでいる」などとしている。
志位氏は、「さまざまな意見を聞く耳を持った大統領が生まれたと実感している」と述べた。
書簡は4月28日に志位氏が米大使館を訪れ、ズムワルト駐日米臨時代理大使にオバマ氏宛の書簡を手渡していた。
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オバマ大統領から手紙をもらってうれしいのはわかったから、手紙にある通り日本共産党も「日本政府と協力」してくれ。
民主党じゃあるまいし、いつまでも何でも反対党もないでしょ??
ただひとつ付け加えるならば、世界が核廃絶に向かわなければならないという総論と、東亜地域において、北とシナから核ミサイルを向けられているという日本の現実とをごっちゃにはしないでいただきたい。
これは現実のいまそこにある危機だ。
ちなみに、集団的自衛権に関しては14日に、安倍晋三元首相が都内で講演し、集団的自衛権の行使を違憲とする現行の政府解釈について、
「麻生内閣において解釈を変更すべきだ。そうすることが求められている」と指摘。
「次の衆院選で集団的自衛権の行使を訴えてもいい。多くの民主党議員との間で対立軸になるのではないか」と述べ、解釈変更を次期衆院選での争点の1つにすべきだとの考えを示しています。
さらに安倍元総理は、
「北朝鮮のミサイル発射で、日本のイージス艦と米国のイージス艦が多数、日本海側と太平洋側にいて互いに協力した状況の中、集団的自衛権の行使ができないのは、わが国を守る上で大きな足かせになる」と述べた。
常識で考えて、米本土への核ミサイル攻撃を企図したテポドンに対し、「迎撃は集団的自衛権の行使に相当するから迎撃しない」などという国を、どの国が本気になって共同防衛するというのか。
そもそも現行の集団的自衛権解釈・・・
「わが国は国際法上、集団的自衛権を有するが、憲法上その行使は許されない」などという、ご都合主義的身勝手論そのものに無理がある。
日米安保条約前文には
「(両国は)個別的又は集団的自衛の固有の権利を有している」とうたっているのです。
政府の最大の責任は、自国の安全と世界の平和を守ることです。
世界の安定と秩序を破壊する者は、いわばインフルエンザのウイルスのようなものだ。政府は断固としてこれを拒絶し、世界の安定と秩序、国内および世界の平和を守り抜く責務がある。
安倍元首相は、総理在任中、「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」という私的諮問機関を組成しました。座長は柳井俊二氏(元外務省事務次官)です。
考えてみると、柳井氏って、田中真紀子氏が外相のときに機密費問題で更迭された人ですよね? 外務官僚にはめずらしくシナ汚染されていない人でもあるとか。
田中真紀子氏は、非常にユニークで面白く、実行力も行動力も兼ね備えた未曾有の政治家だと思うのだけど、いまにしてこの更迭劇を振り返ると、彼女は親父さんの影響もあって、かなりシナとの関わりが深い。
機密費で更迭といえば、台湾にシナの傀儡政権である馬大統領が誕生したときに、反シナ外交を展開してきた前台湾大統領が、おなじくカネにまつわるでっちあげ問題で逮捕勾留されているけれど、柳井氏の事件も、なにやら、台湾の事件に似ています。
柳井氏の機密費問題というのも、いまにして思えば、どうもシナの工作臭い。
さてその柳井氏、安倍氏の諮問を受けて昨年6月に、答申を出しています。
内容は、
(1) 公海における米軍艦艇の防護
 (日本の近海で米軍艦艇が襲われたとき、日本はどうする?)
(2) 米国を狙った弾道ミサイルの迎撃
 (米国に向けて発射されたミサイルが我が国領空を通過するとき迎撃するの?)
(3) 国際的な平和活動における武器使用
 (警察行動だって拳銃は携帯する。では、小型ミサイルや重機関銃などで完全武装したゲリラや海賊が相手のとき、どうするの?)
(4) 国連平和維持活動(PKO)での他国部隊の後方支援
 (国際協力で平和維持活動に参加するとき、日本はどうするの?スルーはできませんよ?)
どれもきわめて素朴なものであり、普通に考えたら集団的自衛権の行使をしないというほうが、常軌を逸している。柳井氏のこの答申は、非常にまっとうなものだとおもいます。
もうね、民主党のでまかせにはうんざりという方、
米大統領から手紙をもらって喜ぶ日本共産党に愚劣さを感じる方、
麻生内閣に集団的自衛権の行使を公式な政府見解としていただきたいと思う方、
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田母神俊雄、青山繁晴、三宅久之 どうなる日本の安全保障

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