昨日基準点さんからいただいたコメントで、ねずきちはびっくり!!
まず、引用します。
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NHK 100%居直り、 「番組の検証」必要ない、「公開討論会」は応じない!
日本李登輝友の会が24日付けで要請していたNHKへの番組検証のための公開討論会の申し入れに対し、NHKは28日付けで回答した。
それによると、
「私たちは番組内容が偏向していたり、
事実関係に間違いがあるとは考えていません。
そのため「番組を検証する」必要はないと判断しており、「公開討論会」の要請には応じかねます。」
と100%居直り、正面突破の姿勢を明確にした。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-480.html#comment3359
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この事件については、いろいろなブログで書かれているので、おそらくここにお集まりの皆さんの方が、事情は詳しいものと思います。
事件の詳細については、ボクのブログでも
「腹立たしいNHKの偏向。台湾の被取材者が怒る反日性向!」
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-467.html
で、詳しく書かせていただきました。
事件の発端は、4月5日に放映された「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」というNHKの番組。
この番組で、取材を受けた台湾の方の発言を、NHKが都合よく(?)編集して、親日家の発言を反日的発言に置き換えた。
親台湾派の永山さんが、番組に出演した柯徳三氏に直接電話をかけ、事実関係を確認したところ、柯徳三氏も、怒りを顕わに。
NHKの極めて意図的な番組編集が明らかになり、これに対し、台湾の様々な親日団体や、日本国内の多くの個人や団体から、NHKや放送倫理検証委員会に対し、番組の内容に対する苦情と事実関係の調査についての投書が寄せられた。
そして4月24日には、日本李登輝友の会が番組に対し、NHKへの番組検証のための公開討論会を申し入れました。
ところが、4月28日、
まず、放送倫理検証委員会(通称BPO)が、なぜかいまさら8年も前に放送されたNHKの旧日本軍従軍慰安婦問題に関して、当時の安倍晋三官房副長官が、放送前日にNHK幹部と面会し、
「公平、公正に報道してほしい」
と要請していたことについて、“面談自体が「視聴者がNHKに寄せる自主・自律への期待と信頼に対する疑念を起こさせる」と判断したとして、NHKの姿勢は問題と認定したと発表した。
これ、ものすごく巧妙なトリックなんです。
BPOが問題だとしたのは、安倍さんの側・・・つまり政治家側の行為ではなく、事前に政治家に番組内容を説明したNHKの側を問題と認定している。
理由は(繰り返しになりますが)メディアの自主・自律を揺るがす行為である、ということです。
しかしこうなると、議員や国家が、番組放送前に放送内容の偏向・・・つまり売国思想を故意に国民に刷りこもうとする悪質な番組に対して、待った!をかけることができなくなる。
ひいては、報道の自由の名のもとに、盛んな売国、嫌国ムードをメディアが煽りたてる行為に対して、政治が介入することができなくなる。
つまり、今回のNHKの台湾に関する偏った番組放送に対しても、国家がこれに介入することは、報道の自由を脅かす問題行為とされるという結果を招きます。
要するにひらたくいえば、「放送倫理検証委員会(BPO)」が、今回のNHKの偏向番組に関し、政治家や政府が、NHKに介入することを、未然に防ごうという明白な目的をもって、あえて8年も昔の事柄を持ち出した。
つまり「放送倫理検証委員会」という、さも、公共性を装った団体は、なんのことはない中共に汚染された売国団体にほかならず、今回のNHKの問題に対して政治家が介入し、今回の問題がメディアの偏向という社会的大問題に発展することを未然に防ぐ、きわめて政治的なトリックを行った。
そして同じく4月28日。
NHKに対し、公開討論会の開催と登壇の要請を行った日本李登輝友の会に対し、NHKのエグゼクティブ・プロデューサー河野伸洋氏の名前で、これを拒絶する内容の文書が届いた。
文書の内容は、「偏っても間違ってもいないのだから公開討論会の必要はない」というもの。
頭ごなしに拒絶する内容です。謙虚さのかけらもない。
NHKの回答の文面の全文が、李登輝友の会のHPに掲載されていますので、そのまま掲載します。
■記事URL:http://www.ritouki.jp/2009NHK.html
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日本李登輝友の会 会長 小田村四郎様
貴日本李登輝友の会から日本放送協会会長宛に送られた「公開討論会の開催と登壇の要請」について、会長に代わって当該番組の責任者として小職が回答させていただきます。
まず、先日14日付けで貴日本李登輝友の会にお送りした回答について、「自己弁護に汲々とした不誠実な内容」とされていることをきわめて残念に思います。「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観」で番組を制作していないということを、あらためて申し上げます。
番組では、日本が植民地時代に、台湾において鉄道や港湾などの社会的基盤を整えたこと、樟脳産業が活性化したことなどを取り上げています。後藤新平につきましても、台湾統治の成果をあげたことを事実を積み上げて紹介しています。
柯徳三さんについては、その人生に日本統治の二面性が反映されていることを描いています。ひとつは、同化政策によって、日本人と同じ小学校に通い、中学校に進学することが可能になったことです。またその後、台北帝国大学医学部に進学したことも伝えています。一方で、同化政策の後も、台湾人子弟の入学者が制限され、社会的差別があったという面も、事実にそって伝えています。
柯さんをはじめ台湾の方々を取材したインタビューは長時間におよびますが、「台湾人の証言を都合よく操作」していることはなく、番組はそれぞれの方への取材内容を正確に反映していると考えます
番組の反響の中には、台湾の方々の証言に感銘を受け、日本と台湾との絆を考える契機になったというものも少なくありません。
前回4月9日付けの抗議声明の中に「差別もあった。この差別について、特に台湾の日本語世代は日本人の前ではあまり語りたがらない一面がある」とありましたが、こうした面を率直に語ってもらうことが、歴史の事実を共有し、日本と台湾の絆をさらに深めるきっかけの一つになるのではないでしょうか。もちろん、台湾が親日的であるという事実は多くの日本人が認識していることであり、この番組でも伝えています。
 また、番組全体にわたる事実関係や使用している用語については、国内や海外で数多くの研究者を取材し、確認を重ねています。「事実を歪曲した」とは考えていません。
 今回の文書には、「当該番組を検証する公開討論会の開催を要請する」とありますが、私たちは番組内容が偏向していたり、事実関係に間違いがあるとは考えていません。そのため「番組を検証する」必要はないと判断しており、「公開討論会」の要請には応じかねます。
なお、事実関係などについてご質問があれば、今後も誠意をもって回答する所存です。
以上、なにとぞご理解よろしくお願いいたします。
平成21年4月28日
日本放送協会 ジャパンプロジェクト
エグゼクティブ・プロデューサー 河野伸洋
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さて、読まれたみなさんは、どうお感じになったでしょうか。
「柯さんをはじめ台湾の方々を取材は、それぞれの方への取材内容を正確に反映している」
( ‥) ン?、その柯さん自身が、肝心な発言をことごとく無視されていると言っているが?!
本人の発言から例文部分だけを切り取り、本人の意図とはまったく別な、番組編集者の意図に沿った部分だけを放送することが、NHKにとっての「取材内容を正確に反映」することなの?
それって、違うでしょ!?
「私たちは番組内容が偏向していたり、事実関係に間違いがあるとは考えていません」
この番組を「偏向していると考えない」と思いこんでいること自体が、すでに偏向しているのです。
そして、多くの人が、番組の提示した「事実関係に間違いがある」と感じているから、これが問題になっている。
「そのため「番組を検証する」必要はないと判断しており、「公開討論会」の要請には応じかねます」
番組を検証する必要があると感じる人が多いから、それを代表して公開討論会を要請している。
まして李登輝氏は、台湾の元代表であり、その友の会は、日台友好の懸け橋です。
その重要な日台友好の懸け橋的存在の団体から公開討論を求められながら、「私たちはこう考えているから、あなたがたと話し合う必要はない」と言っている。
それっておかしくないですか?
仮にも日台関係の根幹に関わる番組を作ったのです。
そのことについて、苦情が呈せられれば、少なくとも社内に調査委員会を設けるなり、李登輝友の会に取材するなりし、もし、自分たちの番組に間違いがあったなら、それを素直に認めるくらい、なぜできないのか。
李登輝友の会も、柯さんも、NHKに対して、この番組に関して損害賠償をしろとか、公開謝罪をしろとか、そんなことは一言も言っていない。
ただ、事実と違う報道内容が含まれていると思われるので、一緒に話し合いませんか、それもお互いに正々堂々と、公開の場で話し合いませんか?と言っている。
それに対し、NHKの河野伸洋の文面は、まるでヤクザの捨てゼリフです。
末尾に、「なお、事実関係などについてご質問があれば、今後も誠意をもって回答する所存です」という文面があるけれど、誠意があるなら、なぜ、公開討論から逃げるんだ?
後ろめたいことがあるから、逃げてるんじゃないのか?
ボクは、NHKの方々に言いたい。
おそらく、NHKの中でも、こうした政治的偏向を持った人というのは、ごく一部の人たちであろうと思います。
多くのNHKの職員の皆さんは、とりたててこうした偏向は持っていない。
しかし、ほんの一握りの河野氏のような偏向者がいるだけで、NHKという日本を代表する公共放送の公共性が、地に堕ちてしまっている。
先日ね、ボクの書いたブログ記事へのコメントで、NHK許せない。だからもう料金は払わないという具体的抗議行動に出る、という方がいました。
ボクはそれに対し、そうはいっても、NHKしか映らない地域もあるわけだし、料金の問題と、こんかいの偏向の問題は、まったく別モノなので、そういう払わないという行動は、ちょっと・・・・というような意味合いの回答をしました。
しかし、
天下のNHKのエグゼクティブ・プロデューサーともあろう中核人物の程度ですら、このような横暴極まりないものでしかないなら、ほんとうに悪いけど、考えなきゃいけないかと思いました。
まじで、ふざけるな!です。
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3/14【討論!】徹底追及!どうするNHK!?情報戦争正面戦[桜 H21/4/30]

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