「放送倫理検証委員会」が、28日、旧日本軍の従軍慰安婦問題を取り上げたNHKの特集番組に放送倫理上の問題があったと認定した、という報道がありました。
≪関連記事≫
■[BPO]番組内容の政治家説明 NHKの姿勢は問題と認定 毎日新聞
http://news.livedoor.com/article/detail/4132201/
■自主自律の理念を揺るがす行為=NHKの政治家接触、番組改編問題で-BPO 時事通信社
http://news.livedoor.com/article/detail/4132229/
「放送倫理検証委員会」というのは、別名、放送倫理・番組向上機構(BPO)と呼ばれ、放送倫理を高め、放送番組の質を向上させるための委員会です。
委員長は、弁護士の川端和治氏。
氏は、文部科学省中央教育審議会専門委員(大学分科会)、法務省政策評価懇談会委員を現職で勤め、さらにこれまで、第二東京弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長、司法制度改革推進本部法曹養成検討会委員、法制審議会委員等を歴任してきた人物。
先日、台湾の日本統治についてのNHKの番組が、見るに堪えない左傾化偏向番組だったので、ようやくこうした倫理委員会が動いたのかと、ちょっとだけ嬉しく思いながら記事を見たら、事実は正反対。。。。
今回指摘された問題点は、NHKが01年1月に放送した「ETV2001・シリーズ戦争をどう裁くか『問われる戦時性暴力』」という番組について、当時の安倍晋三官房副長官(当時)が、放送前日にNHK幹部と面会し
「公平、公正に報道してほしい」
と要請していたことについて、
“面談自体が「視聴者がNHKに寄せる自主・自律への期待と信頼に対する疑念を起こさせる」と判断した”というもの。
我が国国民の平和と安定した道徳律を願う政治家が、放送局に対して「公平・公正な報道」を求めたことの、いったいどこがどうおかしいのか。
まして、あきらかな政治的意図をもって、歪曲した歴史観を我が国国民に刷りこもうと悪意を持って作成された番組に対し、一定の抗議をするのは、政治家といわず個人レベルでも当然のことであり、それが放送倫理に反するとは聞いてあきれます。
それを言うなら、中国共産党ナンバー5の李長春政治局常務委員(宣伝担当)が、来日して日本の通信社・新聞社・テレビ局14社の社長らと、都内のホテルで夕食を共にしながら懇談し「“中国にとって良好な世論を作るよう努力してほしい”」と求めたという事件についてはどう説明するのか。
■関連記事:日本のメディアの死を伝える大事件
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-460.html
取材に応じた台湾の方自身が、意図に反する反日的番組と疑問を呈している超偏向番組をどう説明するのか。
■関連記事:腹立たしいNHKの偏向。台湾の被取材者が怒る反日性向!
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-467.html
とりわけこの台湾統治の偏向番組については、BPOに対して、続々と抗議の声と調査を求める声が殺到しているというけれど、それに対しては、現時点でBPOからの発表は何もない。
当のNHKも、ほおかぶりで、知らぬ顔の半兵衛です。
こうしたブログなどでもそうなのですが、サヨク系のブログの場合、たいていどのブログも、コメント欄は、ブログ主の判断で公開されるようになっています。
サヨクの特徴なんですね。いいたいことを言うし、自分の都合のよい意見は受け入れるけれど、意見に反論されるとほおかむりする。
これに対して右寄りブログは、たいていどのブログも、コメントは、公開型。投稿と同時に、ちゃんと掲載される。
このブログでも、左系の方にひととき、ものすごい粘着されましたが、ちゃんとそのまま粘着コメントも、いっさい消さずに公開したし、それに対するいささかの反論もさせていただいた。
あきらかなエロサイトの広告などは、気がつく都度、消していますが(これマジしつこいw)、それ以外は、皆様からせっかくいただいたコメントを、ボクの方で勝手に消去するようなことは、これまで一切行っていない。
意見を取捨選択するなんて、どだい生意気だと思うんですよね。
それに、都合のいい意見だけを載せて、都合の悪いものは、黙殺するなんてのは、卑怯者のすることだ。
受け付けるなら受け付ける。受け付けないなら、全部受け付けないくらい、はっきりしていていいと思う。
NHKにしても、台湾報道事件の後、番組に寄せられた、よいしょ発言は、一部に公開されたといいます。
しかし、別に寄せられたはずの、偏向は怪しからん!という投稿は、まるで黙殺している。黙殺することで、事実を「なかったこと」にしている。
まさに卑怯そのものです。
そんな卑怯者が天下の公共放送局だなんて、信じられない。
BPOという機構も、そうした中にあって、いまさら8年も前の番組について「政治家の関与は怪しからん!」と言いだした。
なんで、いまさら8年前の? と誰でも疑問に思います。
おそらくは、これは、台湾に関する偏向報道事件が顕在化していることから、これに政治家が介入し、たとえば麻生総理や河村官房長官あたりから、NHKに対し、業務改善命令や、実態調査、報告等が求められたりしたら困る。そこで先手を打って、8年前の事件を持ち出し、政治の番組介入を阻止する手段に出た、ということなのではないでしょうか。
放送業界は、その監視機構まで、サヨクに汚染されているのかと思うと、ほんとうに恐ろしくなります。
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【直言極言】中共の宣伝工作機関と化したNHK[桜 H21/4/11]

