自民党の武部勤元幹事長が、離党を示唆したといいます。
■関連記事:『麻生退陣なければ重大決意』
http://news.livedoor.com/article/detail/4062891/
13日午前、都内で開かれた自民党衆院議員のパーティーで、武部勤元幹事長は、衆院選前に麻生首相が退陣しない場合、
「重大な決意をせざるを得ない」と語り、
「自民党や民主党のために国家があるわけではない」と、新たな議員連盟発足の準備を進めているかのごとき発言をしたといいます。
しかし、いま日本は、100年に一度という未曾有の大不況の真っただ中にいます。
そしてその不況対策にあたり、衆参両院のねじれ現象があり、さらに野党第一党である民主党は左傾化し、いたずらに国の行う景気対策の足をひっぱり、本来迅速を旨とすべき景気対策をただただ一日遅れに引き延ばしている。
資源のない日本は、教育を根本に技術を磨き、高付加価値の製品を輸出して加工貿易を推進しなければ、日本人の食を賄うことができないのに、
教育は左傾化教育志向で崩壊し、学生の知的レベルは後退。
技術振興の各種特許・知的財産権は中国に侵害され、
輸出産業の根幹である自動車・家電は壊滅的ともいえる大打撃を受けている。
雇用は縮小し、全国の職業安定所はまさに長蛇の列。
海外から食料を輸入するためには、世界各国と歩調を合わせ貿易の安全を守るための活動をしなければならないのに、国内でしか通用しない憲法9条論をふりかざしてソマリアの海賊対策派兵に抵抗するアホもいる。
マスコミは日本人を愚民化させようと躍起になり、日本人を刹那的なお笑い漫才漬けにし、漫才芸人を政治を同一次元のたわごと扱いし、日々反日扇動を繰り広げている。
そうした中で、いま、日本と世界の景気対策のために、逆風の中で躍起になって各種対処を施そうとしているのが、まさに政府与党であり、麻生内閣です。
考えてみてください。
いまの日本の政界で、いちにちも早く国内の景気対策を実現しようとしている政党は、どこですか?
民主党ですか?
考えてみてください。定額給付金にしても、中小企業への支援策としての金融緩和にしても、能書きは別として、政府予算を修正して、いちにちも早くこれを実現しようとしていたのは、自公連立の政府与党です。
マスコミも、野党民主党も社民党も、共産党も、予算委員会で、その政府の実施しようとする各種政策に、ただただいちゃもんをつけ、文句を言い、今年度予算編成の修正を議論する場なのに、来年度の予算の遣い方を長々と質問と称して語ってみたり、思いかえせば、彼らのやってきたことは、ただ単に政府の景気対策を「先延ばし」させただけです。
そこには何の生産性もない。
無意味な「引き延ばし」にすぎない。
そしてその引き延ばしによって、多くの中小企業が金融を受けれずに倒産し、失業者が街にあふれている。
この現実を前に、いまこそ自民党は、日本のため、国民のため、そして世界の平和と共存のために、一枚岩となって、この難局を乗り切らなければならない。
それが、国家国民のためだからです。
悪いけど、そうした中での武部勤元幹事長の行動と発言は、不況にあえぐ国家国民の期待に対する反逆に他ならない。
メディアがあまりに麻生批判をするから、ここでちょいと世論におもねり、身の安泰を図ろうとしたのかもしれないけれど、武部勤元幹事長の見た世論は、売国マスコミの創作世論であり、国民・庶民のほんとうの世論(民の声)ではないのではないかと思うのです。
ねずきちはね、もしメディアや民主党が、たとえば高速道路の1000円化について、
「緊急対策として1000円にすることには賛成する。しかしわが党は、これを無料化したいと考えている。来年度のマニフェストに、無料化を掲げるから、是非政府与党と前向きに議論したい」と述べ、早々にこの修正予算に賛同したのなら、次期政権としてふさわしい有能な政党であるとも認めたかもしれません。
しかし実際に彼らが行ったのは、いまに至ってなお「1000円は怪しからん」。
ソマリアへの派兵に関し、メディアや野党が「政府の法案は手ぬるい。これでは自衛官の安全が確保できない。出す以上、圧倒的な軍事力を展開し、世界に我が国軍の優秀性をアピールせよ」と主張しているなら、そういう政党に是非、政権を!とも思うかもしれない。
しかし、実際に彼らが行っているのは、ただただ反対、反対。。。
これでは、昔からあるどっかのなんでも反対政党となんら変わることがない。
ボクが住んでいる市の議会にも、その「昔からある何でも反対党」の議員さんがいます。
そこの議員さんたち、市議会の開催中は、いつも寝てる。まるで昼寝のために議会に来ているようにしか見えない。
そして採決になると、反対!反対!!
そのくせ選挙が近づくと、与党がようやく取り決めた病院建設や、道路整備、信号機設置、歩道橋設置等について、「これらはすべて私たちがやりましたぁ!!」
嘘ばっかりついている。
日本人はバカではないから、さすがにそういう政党の応援者は、数の上からもごくわずかしかいないけれど、いま、景気対策という重大な議案を前に、国政で野党第一党がしていることは、居眠りこそないけれど、その中身は「なんでも反対党」のしていることとなんら変わらない。
どんな裏取引があったかしらないけれど、民主党が政権を取ったらメディアに政府支援金を流してくれるという甘言につられて政府与党を攻撃するメディア各社。
もし、そのメディアが世論と勘違いしているなら、武部さん、あなたは政治家としていちばん大切なことを忘れている。
政治家としていちばん大切なこと。それは、「国民を守る」という強い意識です。
そしてそこでいう「国民」は、庶民なのです。
次回の選挙で、もしあなたが「俺は自民にいたら危ない」と思うのなら、いたずらに離党云々を示唆するのではなく、いまこそ、庶民の生活を守るために、決死の覚悟で自民を支え、内閣を支えていかなければならないことを、あなたの選挙民に真剣に訴えるべきです。
なぜなら、それが真実だからです。
そして、真実は必ず人々の心を撃ちます。小ずるさは、必ずメッキがはがれます。
それでこそ、誇りをもって応援できる国民の代表である国会議員であると、ボクは思います。

衆議院議員 武部勤氏「離党し自民党に一石を」・・・言っていることが逆です。


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