senkaku

昨日、小沢発言についての記事を書かせていただきました。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-425.html
記事の内容をひとことでまとめると、
小沢発言の根底は、
「民主党の政治資金確保の問題から、中国のいいなりになり、単に米軍の沖縄基地を撤退させ、さらに空軍力を抹殺しようとする暴論」に他ならないというものです。
箇条書きにしてすこし説明を加えると、
① 民主党が政権を獲るためには、選挙が必要です。
② 選挙にはカネがかかります。
③ ところが民主党は国内での政治資金調達能力に乏しい。
  イ.政治資金規正法によって、国内企業からの選挙資金の献金が受けれない。
  ロ.民主党は新党なので、国内企業のスポンサーが少ない。
  ハ.民主党には、機関紙もまだなく、支持組織もバラバラである。
④ 莫大な選挙資金調達のためには、海外からの資金調達に頼らざるを得ない。
  a. 日本から海外へ出す協力金や賠償金は、支払われた額の20%が、窓口になった議員や政党へキックバックされるのが慣例となっている。
  b. 中国・韓国への提供資金は、賠償金等の名目になるので、まさにこのキックバックが期待できるものである。
  c. キックバック金は、政党や議員の海外口座に送金された場合、国内法がおよばないので、政治資金規正法の網にかからない。
   (引き出した金は、自分のカネなので、集金したカネでなく、届け出義務を負わない)
⑤ 民主党は、昨年10月までに選挙を実現させ、過半数確保によって政権を取り、当時外貨不足からデフォルト寸前であった韓国に資金提供することで、そのキックバックをあてこんでいたが、米国が韓国に対し、スワップ取引での外貨提供をすることで、当て込んでいた選挙資金が厳しくなった。
⑥ 選挙が長引くことで、選挙資金に陰りが出、まったん議員からも選挙事務所等の維持費が保てないなどの苦情が党内部で相次いだ。
⑦ そこで民主党幹部が、年末年始にかけて中国・韓国を訪問。政治資金援助を申し出、先方からの援助を受ける約束を取り交わした。
⑧ 当然、提言する各種政策は、中韓のいいなりになり、日本戦争犯罪自虐史観を我が国の国史として定着させるとともに、日本を骨抜きにして中韓に資金をばらまくことを前提とした内容となっている(国会図書館法改正案、経済対策法案等)
⑨ そうした背景から出た小沢発言「在日米軍は横須賀の第七艦隊だけでよい」は、沖縄から米軍を撤収させることで、中国の尖閣諸島領海での石油・天然ガス資源の盗掘を自在に進めれるようにし、かつ、中国の台湾進攻の障害を取り除くことを企図している。
⑩ つまり小沢発言は、日本の国益や世界の平和と繁栄を目指すものではない。
小沢発言は、単に選挙資金目当てに中国のいいなりに、国を売る所業に出たことを示すものである。
中国にしてみれば、これからの未来において、自国の石油資源・天然ガス資源の確保は、喫緊の課題です。
そのためには、尖閣諸島の地下に眠る資源は、垂涎の的といえます。
この確保のためには、「台湾・日本の領海にまたがる資源である」という障害をなんとしても取り除かなければなりません。
そのために、台湾には、莫大な資金を投下して親中傀儡政権を誕生させた。いまや台湾の自由主義政権に連なる人々は、弾圧され、逮捕投獄され、殺害されています。
そして日本にも、民主党に政権を取らせ、親中傀儡政権を誕生させれば、これで尖閣諸島の資源は、中国が自在に採掘することができる。
そして事実上、台湾・日本を実効支配下に置くこともできる。
台湾・日本とも、中国よりもはるかに豊かな国です。その富を体よく強奪することも可能になる。その国の民衆が、餓えようが失業しようが、死のうが知ったことではない、というのが中国の支配下の外国に対する基本姿勢であることは、ネパールやウイグルの実例を見てもあきらかでしょう。
そうした中国の東亜における戦略上の延長線上に、小沢発言がある。
ただ、小沢氏の上手なところは、2月24日奈良県香芝市内で記者団の質問に答える形で、
「ただ米国の言う通り唯々諾々と従っていくということでなく、
私たちもきちんとした世界戦略を持ち、
どういう役割を果たしていくか」と問題提起したうえで、
「この時代に前線に部隊を置いておく意味はあまりない。
軍事戦略的に(米海軍)第7艦隊が今いるから、
それで米国の極東におけるプレゼンス(存在)は十分だ」と、うまく前置詞をつけている点です。
これで多くの日本人が、コロッっと騙されている。
関連記事:民主党小沢発言に見る対米追随外交脱却の是非を問う
http://news.livedoor.com/article/detail/4038968/
上の記事を読むとあきらかですが、この記事も、小沢発言の前置詞に、コロッとやられている。
「小沢発言は、良くも悪くも、戦後の日本の繁栄を支えてきた、安全保障上の枠組みを根本から問い直すものだ」・・・ホラネ^^
記事ではいちおう「平和憲法のおかげで日本は戦争をせずにすんできたなどという、おとぎ話を信じている人は、さすがにもうほとんどいないだろう。実際は、日米安保条約と在日米軍の抑止力によって、守られて来たに過ぎない」と述べることで、真実を語っているが、そのあとに続く文章では、まるで日本の軍事的安全の問題はスルーし、まるで米軍撤収が当然のことであるかのごとき扱いです。
記事の右側には、アンケートがあり、livedoorの世論調査「小沢代表の「在日米軍発言」は不適切だと思う?」が掲載されています。
ボクが確認した時点(28日12時)では、
「思う」32.2%
「思わない」67.7%
小沢発言の表向きの前置詞だけをとらえて、「不適切だと思わない」が67%と、「思う」の32%を倍以上引き離しています。
しかし、ねずきちは思うのです。
日本に親中親韓の傀儡政権を誕生させることが、ほんとうに日本の庶民にとって良いことといえるのか?
ここで古い話を思い起こします。
日本が戦争に負け、日本領だった台湾に、中国の国民党が支配のために乱入してきた当時にあった歴史的事実、台湾2.28事件をです。
当時、少なからぬ台湾人が、台湾の「祖国復帰」を喜んだといいます。
で、大陸から来た国民党政府の官僚や軍人らを港で大歓迎した。
ところが、最も大歓迎したはずの台湾人が、やがて彼らの腐敗の凄まじさに驚き、失望する。
大陸から来た軍人・官僚による、強姦・強盗・殺人・・・・
しかも、犯人がわかっているのに彼らは罰っしようとしない。
凶悪犯でも、犯人の省籍をマスコミ等で報じることは禁じられる。(今の日本で在日半島人や大陸人が重大犯罪を犯しても報道は日本人名で行われるのに、ちょっと似ている)
国の資材が中国人官僚によって接収・横領される。
物資は、上海の国際市場で競売にかけられ、そのため台湾の物価は高騰、インフレによって企業の倒産が相次ぎ、失業も深刻化する・・・・・
不正なかった日本の統治を体験した台湾人にとって、治安の悪化や役人の著しい腐敗は到底受け入れがたく、人々の不満が、いやが上にも高まります。
そうして起きたのが、台湾2.28事件。
台湾の非武装の一般市民が、官憲によって機関銃で乱射され、殺害されます。
その数、公表数で28000人。正確な死亡者の数すらわからない。つまり、台湾の殺された一般市民は、人としてすら認知されいなかった。
そしてその事件のあと、台湾はなんと40年間にわたり戒厳令が引かれ続けました。
(戒厳令=一時的に軍隊が国を統治すること)
関連記事:左傾化偏向の著しい日本だが、実際に大陸に支配されると日本がどうなるかという実例
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-407.html
いま、日本は、経済危機に瀕し、失業者が増加し、景気は底冷えしています。
いや、日本だけじゃない。世界同時不況の中、まだ日本は、世界の中ではましな方ともいわれています。
そうした中で、いま、麻生内閣は、必死で緊急景気対策法案を可決させようと努力し、世界的不況を救うため、保護主義に走りがちな世界各国にはたらきかけて自由な貿易を確保しようと世界を飛び回っています。
別に、ねずきちは麻生さんよいしょのつもりはない。
ただ、やるべきときに、やらなきゃならないことを、誰がしているのか、をみたときに、いま日本で、やらなきゃならないことを必死でやろうとしているのが、麻生氏であり、麻生内閣であり、自民党右派であると、明確に断言できる。
ねずきちが、今日、書いている話は、多くの方には、とっぴな話に思えるかもしれない。
しかし、ひとつひとつが、事実です。
その事実を、積み上げて行った先に、人の命をなんとも思わない中国共産党支配下の日本があるのか、それとも繁栄し、誇りある日本があるのか、その選択を、いま、日本人は迫られている。
多くの人が、ご家庭をお持ちでしょう。
そして多くの方に、お子様や、お孫さんがおいでになる。
その、あなたの、お子さんや、お孫さんの未来を担っているのは、決して大げさな話などではなく、私たちの世代、わたしたちオトナたちなのです。
ボクね、思うんです。
麻生さん、どんなにバカにされても笑顔で、答弁やらマスコミの取材に応じてます。
普通なら、とっくにキレているかもしれない。
実際、同じ手口で、安倍・福田というふたりの総理を、日本は失っています。
麻生さん、頑張っていると思いますよ。
どんなに苦しい時も、微笑みをたやさず、精進し、やるべきことをやる。
それって、日本人の姿そのものなのかもしれません。
今年の陛下の年頭のお言葉は、
「秋以降,世界的な金融危機の影響により,我が国においても経済情勢が悪化し,多くの人々が困難な状況におかれていることに心が痛みます。
国民の英知を結集し,人々の絆を大切にしてお互いに助け合うことによって,この困難を乗り越えることを願っています。」
というものでした。
≪国民の英知を結集≫し、
≪人々の絆を大切に≫し、
≪お互いに助け合う≫ことによって、
≪難局を乗り切りなさい≫とのお言葉です。
日本の庶民を代表する政治家のみなさんには、党利党略や政局が主ではなく、ほんとうに国民・庶民のことを考え、≪英知≫と≪絆≫と、≪助けあい≫で、この国難を解消していっていただきたいものです。
そしてその政治家を選ぶのは、私たちなもなきひとりひとりの庶民である。そうねずきちは思います。
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