「北、16日にもテポドン2号発射可能」というニュースが流れました。
■韓国中央日報:北、16日にもテポドン2号発射可能
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=110902
■韓国中央日報:北、テポドン発射の準備進める
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=110820
■米「北、テポドン2発射すればイージス艦SM3で迎撃
http://news.livedoor.com/article/detail/4013974/
北朝鮮が平安のミサイル発射施設で、長距離弾道ミサイル「テポドン2号ミサイル」の発射準備を進めていることが確認されたそうです。
<記事引用>---------------------------------
情報当局が最近、偵察衛星を使って、平安北道にある軍需工場からテポドン・ミサイルと推定される円筒状の物体を載せた列車が東倉里へ向かっているのを確認した」とした後「この物体の長さが長く、とりあえずミサイルと推定される」と説明した。
消息筋は「この物体がミサイルならば、テポドン2号(射程4300~6000キロ)である可能性が高い」とした上で「発射台への設置などの時間を踏まえれば、1~2カ月以内に発射準備を終える可能性がある」と話した。
北朝鮮は7~8年前に東倉里にミサイル基地を着工し、昨年末に完工したとされる。情報当局の分析によると、同基地には、弾道ミサイルやロケットを搭載できる高さ10階ほどのタワーも建設されており、人工衛星の発射も可能。
昨年5~6月には長距離ミサイル向けとみられるロケットエンジンの性能実験を終えた北朝鮮は、06年7月5日にテポドン2号を発射しており、同ミサイルは40秒間にわたって正常に飛行したが、空中で壊れ、発射台から2キロほど離れた海辺に墜落した。
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このようなニュースに接したとき、日本の政府や議員さんたちは、どのようにこれを考えるのでしょうか。
・とりあえず聞かなかったふりをする?
・知らないふりをする?
・前回の発射の際、空中で壊れたので、今回も飛んでこないとたかをくくる?
・まだ可能性の段階だから、とりたてて反応する必要はないと考える?
・米軍や韓国軍がなんとかしてくれるから、大丈夫と安心している?
ミサイルは、発射されたらオシマイなのです。
このテポドンに、核が搭載され、東京に撃ちこまれたら?
死傷者は何人??
日本はどうなる?
軍事問題というのは、そうなってからでは遅いのです。
「転ばぬ先の杖」という言葉があるのですが、相手の動きに即応して、手を打たないといけない。そうすることが、国民の生命と安全を守るという国家の義務なのです。
すでに米国は、ゲーツ米国防長官が「北朝鮮がテポドン2を発射すれば、ミサイル防衛(MD)を稼働、迎撃するシステムを取ることになる」と述べています。
クリントン国務長官も、最近ミサイル発射を準備しているとみられる北朝鮮に対し「東アジアの国々が受け入れることができない行為である」と警告しました。
さらに韓国軍当局者も「現在、米国が実戦配備した弾道ミサイル迎撃システムのうち、日本海へのイージス艦に搭載した海上配備型迎撃ミサイル、およびアラスカ州最南端のフォートグリーリー基地に配備中の地上配置迎撃ミサイルが使われるだろう」と警告。
日本はどうする?
世界最先端の迎撃システムを持っていながら、韓国・米国に頭を下げて日本の国土防衛をお願いする?
平和を愛好するサヨクの方に是非、回答をお願いしたい。
北が、日本へのテポドンの発射準備を整えたうえで、日本に食糧ならびに法外な金額の経済支援の要請をする。日本はどう対応する?
9条問題とかの空理空論ではなく、これは現実の問題です。
イージス艦による迎撃論も出てはいますが、イラク戦争で明らかなとおり、迎撃ミサイルの命中精度は、決して高いものではない。半分は撃ち落とせたとしても、残り半分は、東京や大阪といった大都市に着弾する。
最先端の軍事問題というのは、発射されたら終わりなのです。
発射準備が整う前に、外交・軍事両面で最大限の防衛対策を講じる。段取り八分じゃないけれど、ミサイルが発射台に届けられそうだという情報の時点で、米国や韓国の今回のステートメントのように、即応態勢をとることが必要なのです。
日本には、自衛隊があります。
世界最先端の軍事能力を持つ集団です。
しかし、法が邪魔している。
テポドンが発射されて、約5分後に東京に着弾し、首都圏2千万の人の命を奪うことが明らかになったとき、日本は、内閣総理大臣が、東京で、臨時国会を招集し、衆参両院の賛同を得て、2百数十ある関連法案について審議し、どこまでの装備を利用して迎撃にあたるかを協議し、採決し、施行日を決めてその法案を施行しなければならない。
5分でミサイルが到達するのに・・・です。
いくら最先端の軍事設備を持っていても、それを運用する『文民統制』が、機能不全なら、なんの役にも立たない。
田母神論文以降、やたら文民統制云々が問われ、それがあたかも平和を愛し、人命を尊重する平和的言論であるかのごとき幻想がまかり通っているけれど、実は、そのことが、日本人の人命を最も軽視し、日本の社会・経済・治安・平和、そして人々の幸せな暮らしのすべてを抹殺しかねない、まさに悪魔の理論でしかないことに、日本と日本人はいちにちも早く目覚めるべきだと思います。
はっきり申し上げて、昨今言われる『文民統制』なるものは、「愚民統制」であり、「宦官統制」以外のなにものでもない。
宦官というのは、金玉を抜かれ、生殖能力をもぎ取られた、男でありながら男でない(=人ですらないと認識された)存在です。
そうしたいわば、ヌエ(軟体動物のように形のない薄気味悪い妖怪)のようなものに、いつの間にか日本は牛耳られ、日本という国自体が、ヌエのような顔も形もない国になっている。
このままでは日本はイケナイと思います。
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(*_ _)人ゴメンナサイ
このところ、忙しくて、記事もなかなかアップできず、コメントへのお返事も溜まってます><;
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