民主党が23日、党本部で幹部会を開いて、総額2兆円の定額給付金を盛り込んだ08年度2次補正予算案ついて、26日の参院予算委員会と本会議での採決容認を決めました。
参院では野党多数なため否決なのですが、衆参の議決が異なるため、憲法60条の規定によって衆院の議決が優先され、26日夜にも政府案が成立する見通しとのことです。
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http://news.livedoor.com/article/detail/3987873/
衆議院が与党多数、参議院が野党多数というねじれ国会において、与党案は、衆院通過後、参院で否決となり、憲法60条の規定によって衆院決議が採用となる。
だから、どう転んでも、衆議院で通過した以上、コトは可決します。
それがわかっていて麻生氏率いる与党は、さもしいだの広辞苑がどうのだの、果ては2兆円は来年度以降に使えだの、露骨な言葉の暴力や罵声や中傷めいた質問の予算審議を20日間も続け(予算案提出から起算したら、3か月になる)、このことだけを“集中審議”したうえで、採決にはいっています。
誰がどうみても、「審議は十分尽くした」といえるのではないでしょうか?
一部の報道をみると、「国民への十分な理解を得ぬままに成立」なんて相変わらずの報道もありましたが、そもそも国会という場が、国民の代表が議論し、審議をする場で、この一事に、これだけの長期間にわたり審議をしたら、すくなくとも、これ以上は、必要ない! これでまだ不十分だという議論は、反対のために反対しているだけで、日本の景気対策をいたずらに引き延ばす行為であり、日本の庶民に対する敵対行為といえる!(笑)
だいたい、衆議員で与野党合意の上でいったん可決したものを、党首の意向かどうか知らないが、衆院と同じ顔ぶれの審議会で、あーでもないこーでもないとグタグタと審議を引き延ばし、さらには意味もない「代案」なるものを突然登場させて反対だ、反対だ!と子供じみた喧嘩をふっかける。
これが、これから一国を担おうとする政党の良心かと、暗澹たる思いにかられます。
ともあれ、可決。おめでとうございます、と言いたい。
はやく、定額給付金、くれ~~~!(笑)
すこし予算をつぎ足して、横長の液晶テレビを買うのだ(笑)
最近、だいぶ安くなってきてるしね^^b
ねずきちは、宗教的政治的な妙なこだわりが全然ないです。自民、民主、社民、公明、共産、それぞれの主張を謙虚にちゃんと話を聞こうという姿勢でいます。妙な野心というか、故意に日本をどこかに連れて行こうというものには、頭から猛反発しますが、目先の問題について、まじめに、きちんと、対応を図ろうとするもには、政党や主義主張にこだわりなく、賛成します。それがあたりまえの姿勢だと思っています。
なんというか、パブロフの犬(※)にはなりたくないのです。自民だから反対だ、民主案だから反対だ、あるいは選挙のために反対だ・・・そういうのは、イクナイ(笑)
物事に対してただパブロフの犬のように“反応的”になるのでなく、やっぱり相手の言うことをちゃんと聞いて、自分なりの価値観でちゃんと考えて、判断する。そうあるべきものだって、常々自分にいいきかせています。
(※)パブロフの犬=犬にエサを与えるときに必ずベルを鳴らすようにしたところ、犬はエサが無くてもベルを鳴らすとよだれをたらすようになった。物事に対して機械的に反応する様子の喩え。
下の動画は、公明党のものなので、それだけで反発する方もおいでかもしれませんが、ちゃんと話を聞いたら、ものすごくまじめでまともに2次補正を語っています。少なくとも漢字テストや、来年度予算で話をゴマカスような点は、どこにも見当たりません。芸能のお笑いネタじゃあるまいし、政治というのは、やはり、ちゃんと、まじめに取り組むべきもの、そう思います。
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