ニコニコ動画のこの世論調査は、12月16日(火)21時00分から、わずか2分間の間に寄せられた8万616人からの回答に基づくものです。
この時間にニコニコ動画を視聴していた全ユーザーに対して、当該時間にその視聴プレイヤー上に割り込む形で、設問と選択肢が表示され、ユーザーはそれぞれの設問に回答し、その結果を送信します。
不特定多数のユーザーが、同時刻のわずかな時間にアンケートに参加するという形態のものなので、他のアンケートと異なり組織的な投票が非常に困難になっています。
したがって、新聞などで発表されている、わずか全国1000人の有権者からのアンケート(無作為方式ではない)や、組織的投票が多いといわれるヤフーのネットアンケートなどと異なり、かなり信頼性の高いアンケートなっているといえます。
その結果、「麻生内閣を支持するか」の問いに対しては、「支持する」との回答が33%。「報道各社の調査の多くの、20%台前半の支持率と比べ高い結果となった」(ニワンゴ)。
「麻生内閣に対する報道各社の姿勢にもつ印象」については、「揚げ足取り的な報道が多すぎる」との意見が79%に達しました。
政党支持率は、「自民党」が30%、「民主党」13%、「支持政党なし」が47%。
「麻生首相と民主党の小沢一郎代表では、どちらが首相にふさわしいか」との問いに対して、「麻生首相」が44%、「小沢代表」が13%、「どちらもふさわしくない」が43%。
「現状において、与野党が優先すべきこと」については、「与野党は協力して、緊急景気対策・雇用対策等を推進すべき」が圧倒的で68%にのぼりました。
ニコニコ動画の「ネット世論調査」8万616人への調査を実施
麻生内閣「支持する」33%、麻生首相「適任」44%
麻生内閣「支持」が33%、「報道は揚げ足取り多い」は79% - ニコ動世論調査
マスコミの報道だけみていると、小沢氏の「選挙管理内閣」構に与党が動揺しているとか、内閣支持率低下で、自民内に反麻生連合の兆し等々、世論は反麻生でかたまりつつあるかのような明らかな“印象操作”が目につきますが、多くの日本人は冷静に「何が大事なのか」、をきちんと見ているのだろうと思います。
昨日、自民福岡県連が、首相批判に厳正処分をと、幹事長に抗議文を送ったそうです。
マスコミの報道に動揺して、こそこそと民主にすり寄ったり、自分たちで選んだばかりの総理総裁にチョロチョロと批判を繰り返したり。作られた世論、ねつ造された世論に、国政を運営する議員が動揺してしまったら、この国のお先は真っ暗です。
本当に国民が求めること。この国の庶民が、活き活きと自由に生きることができる日本という国を守り、発展させるために必要なことを、政治家さんたちは、堂々と進めて行ってもらいたい。そう思います。日本人はバカではない。見る人はちゃんと見ている。
日本という国は、誰かがリーダーとなると、そのボスの意向にみんながひれ伏して言いなりになるという国ではありません。リーダーなんてのは、お神輿みたいなもので、みんなが担ぎあげているご神体みたいなものです。お神輿がどっちに向かって進むのかは、お神輿のご神体が決めるのではなく、わっしょいわっしょいと担いでいる側が決めている。
日本はいま、未曾有の危機的状態です。円は、昨日13年ぶりに87円台になりました。輸出産業は大打撃です。国内には不況風が吹き荒れ、自動車・家電は売れず、工場は操業を短縮し、町には失業者があふれだしている。これにかわる新たな産業はなく、老後の不安より、いまの生活自体が成り立たないという人が日々増加の一途となっている。
いま政府に求められているのは、緊急の経済対策であり、中長期的な国内産業構造の大変革です。これを兎に角、早くやらなくちゃいけない。与野党入り乱れて、政局政争の批判合戦でお茶を濁していても経済がどんどん発展していた高度成長経済の時代ではないのです。
選挙が大事か、国民生活が大事かと問われれば、ほとんどの人が「国民生活がだいじ」と答えると思います。ならば、9月に担いだばかりの神輿を、引きずり降ろす画策をしている暇があるなら、先にやるべきことをやれ!、そう言いたいのです。
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