
昨日のニュースで、麻生首相:景気対策と財政再建を両立/09年度予算編成で(毎日新聞)という報道がなされました。
ねずきちは、総理就任以来の麻生総理の活躍は、歴代の総理と比較してもまさにめざましいものがあると思っています。
麻生総理は、首相就任演説を総花的な論調に終始するのではなく、現在国内で問題視されている事項ひとつひとつ挙げ、それに対し具体的な解決方針をひとつひとつ打ち出しました。
どんな組織でも、TOPに必要なのは、機能別に割り当てられた各組織に具体的な方向性を示すことです。これを実際に首相就任演説で行ったのはもしかしたら麻生総理が歴代総理の中ではじめてのことではないかと思います。
麻生総理は、就任後間髪を入れず、国内の大問題である景気対策のための一次補正予算の国会での成立の見通しをつけ、テロ特措法案も可決へ向けて調整。
返す刀で、国民への語りかけとしての街頭演説等を実施して聴衆の大拍手を得ると、すぐに外遊に出発。
サミットで海外諸国からの信頼を集めるとともに、長年の懸案だった北方領土問題にも、首相どおしのリーダーシップで解決の道筋をたてることで相互に合意をとりつけました。
帰国すると、なんと解決済みだったはずの一次補正予算のうち、大事な金融対策の部分が、衆議院で民主党の合意を得ていながら、参議院で民主が審議をスポイルし、可決が頓挫している。そこで麻生総理、すかさず民主党に公開党首討論を申込み、解決の糸口を見出そうとしました。
そして昨日は、来年度の予算編成方針を打ち出した。。。。
まだ総理就任2か月が経過したところなのに、この麻生総理の行動力は、まさに目を見張るものがあると思います。
麻生総理のマンガ好きはよく知られた話ですが、なかでも大好きなのが本宮ひろしの「サラリーマン金太郎」だとか。財閥の御曹司という意味からは、「俺の空」の安田一平の50年後のような気もするけれど、とにかく就任以来の行動力と実績は、歴代総理の中でも群を抜いていると思います。
おそらく日本という国は、この未曾有の国家危機に際して、最も素晴らしい人材を総理総裁に抱いたといえるのではなでしょうか。
ところが、テレビやマスコミは、そうした麻生総理の活躍をまったく認めず、というより報道すらせず、わずか1000人という偏ったアンケート調査で、麻生総理支持急落などと、あいかわらず民主党の政権奪取へのよいしょを繰り返している。
その民主党の「政策」なるものは、冷静に読んだら「なんじゃぁぁこりゃぁぁぁ!!」の世界です。
高速道路の無料化など、いっけん消費者・庶民よりの素晴らしい未来を語っているようにみえながら、その実、実現のための予算的背景などなく、ただの妄想の域を出ていません。
どうやら国会図書館法の改定案などを含め、民主党のいまの「政策」や「方針」は、中国・韓国の日本骨抜き政策に沿ったものとしか思えず、まともにその政策が実現されたら、日本に未来はないといえます。
と、こう書くと民主支持の方から怒られそうです。
しかし、ボクはどうも政治の天才・剛腕小沢氏の頭の中には、さらにその次があるような気がしてならないと思っています。
どういうことかというと、
まず、政権を奪おうとするには、莫大な選挙資金を含め、カネがかかります。
候補者ひとりに1000万の選挙資金を与えたら、全国に200人の候補を立てるだけで、20億の軍資金がかかる。それにマスコミの情報操作にもお金がかかる。
しかも、仮に衆議院で民主党が単独過半数を取ったとしても、参院での民主党の議席数は「単独過半数」には至っていませんから、いまの自民政権と同様、衆参のねじれ現象は出てしまいます。民主党は当然、中小政党の「抱き込み」をしなければならず、これにもやはりカネがかかります。
ところが政治資金規正法の縛りがキツイから、企業からの献金ではこれだけ莫大な政治資金を賄うには足りません。政権与党ならODAのキックバックなどの見返り収入への期待もあるが、民主党は野党です。そうした資金収入はない。しかも、民主党は新党ですから、国内企業や団体からの献金のための人脈・組織がない。
そうなると政治資金を得るには、日本からの戦後賠償金が欲しい中国の官僚や、日本への未払い債務を抱える韓国などから、中国幇助、韓国援助のための各種施策を乗せることを条件に、カネを出させるのがもっとも手っ取り早い。だって他に資金を得る手段がありません。
そうして得た政治資金で、実際に政権を獲るとどうなるか。
そのままいけば、日本は中韓から食い物にされて、とんでもないことになってしまうのは明らかです。
ところが、
自民の中には、与党議員という立場を失うと、利権から見放され、あっという間に転落人生になってしまう議員が数多くいる。自らの政治信条で動いているのではなく、利権で動いているからでです。
そうした自民党議員は、すくなからず民主が与党となると、自民を飛び出し、民主へ入党することになります。すでに加藤紘一など、民主党になびいた発言をしています。個人での移籍は、党内での地位を小さなものにしてしまいますが、派閥という団体移籍なら、民主党内部でもペーペー扱いされず、一定のポジションを確保することもできます。与党となった民主側も、自民からの大量移籍者を受け入れないと、衆参のねじれを解消できない。
自民からの移籍者が80人以上になると、民主は完全に単独過半数、うまくすれば、4分の3の議席を獲得する最大与党となります。
この時点で、民主党首脳部が、民主内にいる左派を切り捨て、さらに多くの自民右派を巻き込んで、民主党を解党します。自民右派、民主右派で、新党を結成する。
小沢・鳩山氏などはこれまでのヒダリ寄り民主政策の責任をとって、議員をリタイヤすることになるけれど、国内には日本の行く末を案じる本当の与党が誕生できることになる。
現民主党が中韓と約束?した各種政策は、党の解党によって、白紙になります。
スポイルされる中韓にとっては、「コノヤロー!」という世界ですが、ここで費消されたカネは、もともとが日本のマネーです。文句を言えた筋合いじゃない。
おそらくこのときに新総裁・閣僚を務めるのは、いまの民主の「次世代キャビネット」のメンバーでないだろうと思います。いま名前のあがっていない岡田氏や前原氏等実力者で内閣を作ることになることだろうと思われます。
民主党による政権奪取。これによる政界再々編による大革命の実現です。
この国のねじ曲がった政治は、いちどこれくらいの荒療治をしなければ、変わらない。これができるのは剛腕・小沢氏であり、そのためにいま民主党首脳部が必死になっているとするならば、もともと政界再編論者である海部氏、羽田氏等が一切マスコミに登場せずに水面下動き回っていることも納得できます。
こうした筋書きでもなければ、アノ日本共産党からさえも「(民主党の)なんでも反対するという行動はいかがなものか」とまで言われる民主党の昨今の動きは説明がつかないです。小沢氏・鳩山氏の知力で、現民主党の主張する次世代政策構想なるものがいかに陳腐なものであるか、わからないはずがない。
政界大再編。
いまの閉塞した政治状況からは、多くの庶民からみて、かなりわくわくさせる期待感のあるものかもしれません。
しかし・・・と思うのです。
これは大博打はないのか?
実際に政界再々編を行うとして、それまでの間、日本の庶民の暮らしはどうなるのか。この不況のなかで、中小零細はどう生き延びたらいいのか。世界的といわれる金融大恐慌の中で、日本は内政の政界再編に追われて「何もしない」でいいのか。。。
仮に政界再々編によって右派大政党ができあがったとしても、サヨク思想が蔓延したマスコミは、できてしまえばその大政党を単なる野合だの、中身はちっとも変ってないのと、相変わらず無責任な足の引っ張り報道をするのがオチ。
ここまで個人主義が蔓延した日本という国で、政界再々編のために庶民の暮らしが放置されれば、必ずしも再編新党に支持が集まるとは限らない。
そうだとすれば、物事の順序として、まずは、景気対策が優先だろうし、世界の国々と金融パニックをどう乗り切るかの調整が先だろうし、そうした目先の懸案事項をきちんと片づけてたうえで、政界再々編を期するべきではないのかと思います。
それに、国の内外の危機を乗り切るためには、いまは国内の政党は、党利党略を超えて、一致団結して、まじめにこの難局を乗り越えることをしてもらったほうが、はるかに庶民のためになる。
さらにいえば、政界再々編を期するなら、外務大臣の経験も長く、海外に顔の利く麻生総理のもとに民主党側が解党して自民右派・民主右派が連合し、大政党を作っていくほうが、はるかに安全で国策を過たない。
無理は無理を呼んでしまいます。上の民主→政界再々編という筋書きでスポイルされた中韓両国が、ただかしこみ黙っているとも思えません。
それ以上に、中韓両国が、これからほんとうに世界に貢献し、世界から信頼される国になっていくには、日本をただやみくもに攻撃するのではなく、国家の体制に日本を見習い、法治を整え、嘘を言わず、官は民のためある。民こそが大事、という精神性を謙虚に学んでもらうべきです。そのためにも、日本が嘘をつくような卑怯な真似をすることは、やはりイケナイことだと思う。
嘘がもとで、政権奪取→政界再々編という筋書きで無理に作った大政党が、国内外の信用をなくし、国家そのものが信頼を失う可能性もゼロとはいえないのではないかと思うのです。
多くの日本の庶民が望んでいるのは、安して暮らせる社会であってほしいという一語に尽きます。
職があり、生活が安定し、日々の暮らしをすこしでも豊かなものにし、病気や災害、老後の生活に不安のない社会を望んでいるだけです。
だとするならば、あえて日本を中韓の情報侵略の危険に曝し、大博打の政界再々編を試行するよりも、いまある政権をみんなで支え、与野党力を合わせて国難を乗り切ることのほうが、はるかに意味のあることではないかと思うのです。
てか、すくなくとも自民党の中では、挙党一致で現総理を選んだ以上、みんなでこれを支える。それくらいの心がけがなくてどうするのか。すくなくとも3代続けて短命内閣などだしたら、日本は世界のもの笑いだと思うのですけど。。。。
これ、めちゃ迫力あっておもろいかも^^v
←気にいっていただいたらココをクリックよろぴく。ちょっぴりはげみになりますので^^v

