[自民党]各派閥から苦言・注文相次ぐ 首相の求心力に陰り 2008年11月28日00時22分 / 提供:毎日新聞
記事がアノ毎日新聞なのですが、記者の名前のはいった記事なので、気になりました。
<記事引用>---------------------------------
27日の自民党の各派閥の会合で、幹部らから麻生太郎首相に対する苦言や注文が相次いだ。
次期衆院選への影響を懸念する中堅・若手議員も首相を公然と批判。
政府・与党は同日、今国会の延長を決めたものの、首相の求心力の陰りで先行きは不透明感を増しており、自民党内は浮足立った落ち着かない状況が続いている。【中田卓二】
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批判している若手議員って、いったい誰だ?!
安倍総理、福田総理と2人の短命政権を出し、ただでさえ国内外での信頼性がゆらいでいるさなかに、同じ自民党内部が一枚岩にならないで、どうしてこの国の危機を乗り切れるのか!?
批判はおおいに結構だが、トップの足らないところを自分たちで補い、相互に支え合っていくという基本的姿勢がなければ、議員をやっている値打はない!!
それが組織の基本です。
自由に意見を言う。そのことはおおいに結構。
だがしかし「トップを支え、この国の危機を乗り超える」、国を代表する与党第一党にその明確な意思がなければ、この国は崩壊してしまう。なぜそれがわからんのかっ!
<記事引用>--------------------------------
中川秀直元幹事長は町村派の会合で、
「国民目線とずれないこと、決められた法律を守りながらぶれないことが大事だ」と強調した。首相が郵政株式売却凍結に言及し、党内で郵政民営化見直しの機運が高まったことへのけん制だった。
伊吹文明元幹事長は伊吹派会合で、
「政策の良しあしより、二転三転しないことだ」と、定額給付金などをめぐる首相のぶれを批判。
高村正彦前外相も高村派会合で「首相が先頭に立って国民に説明しないと、今の逆風は乗り切れない」と首相に奮起を促した。
山崎拓前副総裁は山崎派の会合で「沈黙は金。放言でメッキのたぐいがはがれないように、いろんなことは言わずに頑張ってほしい」と皮肉をたっぷり交えながら指摘。
町村信孝前官房長官も27日夜のBS11デジタルの報道番組「インサイドアウト」に出演し、「首相の一言は重い。関係省庁、閣僚、官邸スタッフで方向感覚をそろえたうえで、首相がモノを言った方がいい」と論評した。
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中川秀直元幹事長にひとこと。
明治以来、国が運営し、国内最大の預金量を持つ国内最大金融機関である郵貯が民営化され、その株式が外国人によって「政治的」に買われ、大株主として経営権を主張してきたら、郵貯残高は、一瞬にして他国のものになってしまう。
その危険を防ぐための手だてが必要だという総理の意向は、きわめて穏当ではないのか?
あなたはいったいどこの国の国会議員なのだ?
伊吹文明元幹事長にひとこと。
定額給付に関しては、事態そのものがまだ流動的。その流動的な状況の中で、意見を求められた首相の発言は、行政の長としての希望的発言である。
定額給付をどうするかは、立法府である国会の役割で、だとするならば、国会議員である伊吹氏こそが、どうしたいのかはっきりと意見を表明すべきである。
立法府の人間が、自らの使命を果たさずに人の意見を批判し、決まった事柄を実行する役割の行政府の総理に、意見が二転三転しているなど、すくなくともあなたの言うことではない。
あなた自身が、三権分立の本義をもういちどわきまえるべきである。
高村正彦前外相にひとこと。
「首相が先頭に立って国民に説明しないと、今の逆風は乗り切れない」と首相に奮起を促したのはおおいに結構なことである。
総理が先頭にたって国民に説明する。
ただし、日本国の総理は、諸外国の大統領とは法的位置づけが異なる。
あなた自身も、高村派の長として、積極的に国民への説明義務を果たしていただきたい。
山崎拓前副総裁にひとこと。
「沈黙は金」だとか、前副総裁であなたの発言とは思えない。
高村氏が言うように、いまは与党が一体となってこの国の危機を認識し、改善する方向を語り尽くすべきとではないのですか?
黙っていたら何も変わらない。誰にもわからない。
発言について、いちいちマスコミが騒ぐなら、マスコミを規制する法律でも作ったらいい。
売国記事取締法。
それくらいの気概がなくて、誰があなたを次期総理に推薦するか。よく考えていただきたい。
町村信孝前官房長官にひとこと。
総理があちこちに相談を図った上で発言したほうが良いというあなたの説はもっともです。
しかし、総理が語らなければならないのは、あなたがた与党幹部の発言が乏しいからではありませんか?
マスコミを見ても、あなた方、まるで存在感がない。
内容はともかく、民主党の菅、鳩山、山岡、石井、浅野さん等、次々とマスコミを通じて情報の発信をしている。みずからの責任を果たさずにトップである総理の批判をしていたら、会社ならクビですぞ?!
山本一太参院議員が、
「首相に正しいことを言い、どんどん突き上げないと、自民党に未来はない」と語っているそうです。
議員である以上、どんどん発言する。
世の中を騒がせるくらい、発言する。
それが議員たるべきものの使命だと、ボクは思っています。
ただし、批判のための批判は、いまの日本の自民党内部では絶対によくない。
3代続けて短命政権を出したら、もう日本の政治は世界の信頼を失います。
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