日刊ゲンダイに「ネットユーザーが右傾化するワケ」という記事が掲載されました。
記事は、田母神論文にはじまり、氏が「アンケートでは、58%が私を支持している」と参考人招致で胸を張っていたことに関し、
「保守的なメディアですら、政府見解を逸脱した田母神氏に批判的」なのに、「ネット上では人気が高い」とし、
ITジャーナリストの井上トシユキ氏の弁として・・・・
「いわゆる“ネット右翼”がはびこるようになったのは、02年のワールドカップ以降です。愛国心に火がついた連中がわあわあ騒いだ。彼らはネットで自分の意見に近い考えや情報を探すため、“みんな同じ意見だ”と自家中毒的に思想が凝り固まる。その結果、どんどん過激化していったのです。ただ、ネット右翼は相対的には減少傾向。04年あたりから40代以上のネットユーザーが急増しているので、薄まってきています」
というコメントを紹介した上で、
「一部の人間が大騒ぎしているだけか」と結論付けています。
≪出典≫ネットユーザーが右傾化するワケ 2008年11月21日10時00分 / 提供:日刊ゲンダイ
ほんとうにそうでしょうか。
週刊文春でも、11月27日号で「田母神支持「ヤフー・アンケート」はやらせだった」という記事が紹介されました。
同アンケートにおける田母神氏への支持を要請するメール転送があったという1件の事例だけを根拠に、yahooの田母神支持のアンケートは「ヤラセ」であったと断じています。
ねずきちも、yahooアンケートに投票したひとりですが、そのようなメールがあったかどうかなんて知りません。そんなメールの有無に関係なく、ねずきちは田母神氏支持に投票させていただきました。
むしろ、アンケートの際のコメントを見ると、田母神氏の論文に反対とする意見の方が、感情的でむきになっている論調が多い。批判の根拠も、総花的で、具体性に欠けている。
なにがどう不味いのかという論説がなく、ただ、問題だ!責任をとれ!のオンパレード。
ほんとうにこれが、個人の意見なの?? 個人の意見なら、もうすこし、理知的な意見があってもおかしくないのでは? と、不支持コメントには非常に不信感を持ちました。
一方、田母神氏の発言後は、支持に投票してコメントを書いた人が、「コメントを消された」「投票がデータに反映されない」などと、どうも故意の「調整」が働いてたような感じもありました。
ねずきちからみると、不支持の意見のほうが、やらせくさい(笑)
そのことは、比較的アラシの少ないライブドアのアンケートでは、75%を超える田母神氏支持が集まったことでも明らかな気がします。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏という人が、どのような人なのかは知りませんが、
ネトウヨというのが、ワールドカップがきっかけの一握りの集団にすぎず、40代以上のネットユーザーの増加によって、影が薄くなるという意見にも賛成できません。
ねずきちはまさに40代以上で、あまりサッカーにも興味もないけれど、どちらかというとネトウヨの方の意見に賛成です。
というより、普通に考えて、一般の庶民感情として、
国を守る使命をおびた自衛隊員、
いざとなったら命をかけて戦う人たち
が、愛国心がなくてどうすんの?? と思います。
むしろ、武力をもった自衛隊が反国主義だったら、とっくに戦車や武装兵を繰り出して国会議事堂を制圧している。
なので、自衛隊員=愛国主義でぜんぜんOK。なんでそれが問題なのか、ねずきちにはさっぱりわかりません。
しかも、日本では、言論の自由は、日本国民全員に与えられていることです。
自衛隊員だからと言論を規制するのはおかしい
。
自衛隊としての公式見解なら、それなりの政府談話に相当するから、発言内容には過去のいろいろな談話との関連性が重要視されるのは当然ですが(そうでなければ組織が混乱するし国際的な信用問題にもなる)、自衛隊員とはいえ、日本人である以上、個人としての発言は、自由であってしかるべしです。あたりまえです。
どうも、マスコミの姿勢は、
「なにを言っても許される集団(自分たちマスコミ)」と
「なにかを言ったら抹殺される集団(政府与党系の人)」を作っているように見受けられます。
しかし、それこそが、まさにメディアによる憲法違反の言論の自由の弾圧行為といえるのではないでしょうか。
←気にいっていただいたらココをクリックよろぴく。ちょっぴりはげみになりますので^^v

