
田母神俊雄氏が、3日付で定年退官することが決まりました。
空幕長の定年は満62歳ですが、更迭により空将となった田母神氏の定年は満60歳となり、更迭された時点で定年を過ぎていることになります。
このため同省は当初、自衛隊法45条に基づき11月末まで田母神空将の定年を延長するかを検討していたとのことですが、田母神氏本人がこれに応じず、定年延長を打ち切る異例の形を取ったといいます。
調査に応じなかったということは、本人に立場・地位にしがみつく意思がないということで、本件問題について、従容として退官を受け入れるという本人の意思がそこにあったのであろうと思われます。
田母神俊雄氏は3日夜、東京都内で記者会見し、
「国家国民のために信念に従って書いたことで断腸の思い。日本は決して侵略国家ではない」と改めて持論を展開しました。また、
「むしろこれを契機に活発な論議を願う」と国会への参考人招致に積極的に応じる考えを明らかにしています。
これについて、民主党の小沢一郎代表は3日、田母神俊雄氏について、「以前にも同趣旨の論文を書いている」と指摘。「知っていてあえて空幕長に任命したということは、非常に大きな責任がある」と述べたそうです。
天下の小沢さんらしくない見解です。およそ国防の責任者たるものが、明確な国家意識と気概に支えられてなくて、どうして国防などできるのでしょうか?
むしろ田母神氏のように強い誇りと気概を持つ人物こそが国防の責任者としてふさわしいのではないでしょうか。
村山総理のとき阪神大震災が起きました。村山総理は自衛隊そのものの存在を否定する立場であったことから、自衛隊の出動に躊躇しました。このため災害救助が遅れ、死亡者を増やすという悲惨な結果を招いています。村山総理はイデオロギーに固執し、被災者を殺した殺人犯であるとすら言える。
小沢氏が、田母神論文を政局に利用しようとする意図は明白ですが、その民主党の姿勢によってテロ特措法の延長法案の成立が遅れ、自衛隊がイラクから撤収する事態となれば、日本はまさに世界の笑い物です。
英語でチキンといったら、日本語の「腰ぬけ・愚図」の意味ですが、まさに「ジャップ=チキン」が世界の標準認識となります。
毎日新聞のおかげで、日本人の女性はセックスと売春が常態化している国民でると世界に認識され(関連記事;いまさらですが、怒り心頭!!毎日新聞英語版のあまりにひどい報道)、男は「腰ぬけチキン」と認知される。
世界は「親や教師のいない子供会と同じ」と誰かが言っていましたが、そうした中にあって日本は「殴ればいくらでもカネを出す国」と認識されている。
サヨクの人たちは、どこまで日本をおとしめれば気が済むのか。
毅然とした日本、毅然として世界から人種差別をなくそうと戦った日本人の矜持は、いったいどこに行ったのか。
小沢さん、あなたも日本人じゃないのか?
すくなくとも、あなたに票を入れていくれている人たちは、同じ日本人じゃないのか?
ねずきちは、なんだか悲しい気持ちでいっぱいです。
同時に、田母神氏の論文内容については、国会で議論するならするで、堂々とこれをやってもらいたいとも思います。(テロ特措法問題とは切り離して、です)。
氏の論文のどこがどう間違っているのか。氏の論文で指摘している数々の事実は、ほんとうにあったのかなかったのか。政府の村山談話、河野談話は、正当なものといえるのか。
どこかの国民みたく、ただ火病を起こしてギャーギャー泣き叫び、わめきちらすのではなく、学術的に、どちらが正論といえるのか、きちんと検証してもらいたいものだとも思います。
ただし、こうした歴史認識に関する問題は、単にいま、自民対民主の政局の近視眼的な政局にせず、日本国家100年の大計をどうするのかという大義の上にたって、堂々をおこなっていただきたいと思います。
【関連記事】
[航空幕僚長更迭]田母神空将が3日付けで定年退職2008年11月03日23時44分 / 提供:毎日新聞
田母神前空幕長、定年退職に=解任後、聴取に応ぜず-防衛省2008年11月03日22時44分 / 提供:時事通信社
田母神前空幕長が記者会見、スーツ姿で謝罪・反省の弁なし11月3日22時3分配信 読売新聞
田母神・空幕長更迭:小沢代表「任命責任ある」毎日新聞 2008年11月4日 東京朝刊
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