「大手マスコミ全部を敵に回した麻生首相」ってタイトルのニュースだったから、なにごとか?と思ったら・・・
官邸の“ぶら下がり記者”たちから、しつこく解散時期を聞かれる麻生首相がついにキレて、「聞いてこいと言っている上司はバカなんじゃないの。社はどこ?」と発言したってだけの記事。
言われた記者は民放テレビだったという。
記事は、そのあと、「だが、官邸詰の若い記者に解散時期を探らせるテレビ局幹部の気持ちも分かる・・・
とにかく“選挙特番”の日程を決められず、どこのテレビ局もイライラなのですよ。スポンサーを集める関係で、準備には1カ月以上必要。さらにスタジオを押さえ、ニュースキャスターや政治評論家、売れっ子ジャーナリストも早く確保しないと他局にとられてしまう。だから、投開票の日を確定したい」と続いている。
(livedoorニュース)
こないだの東国原知事の「出るのか出ないのか」記者会見の記事でも指摘したけど、これって、総理の問題発言でもなんでもなく、単にマスコミの我がままにすぎないのでは? と思います。
日本の総理にとって、解散権は、総理大臣としてのいわば伝家の宝刀。
いまの日本の政情は、輸入物品の値上げが続き、リーマンに端を発する世界的金融恐慌の危機が目の前にあり、国内の景気は不安定。。。とにかく、眼の前で解決しなければならない問題が山積みなわけで、
そうした状況下で、福田総理が辞任。
激動の日々の中に政治の空白期間が生まれ、ようやく責任者の総理大臣が決まったばかり。
この時期に、何を優先すべきかという国家的課題と、マスコミの社内での「選挙特番の日程を早く決めたい」という内輪の事情と、どっちに重さがあるのか。
そもそも解散時期が、マスコミの社内事情で決められてしまうのだとしたら、そのほうがよっぽど問題だと思うのですが。。。
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