「話し合い解散」提案 補正予算の成立前提に(毎日新聞)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000137-mai-pol
 http://news.livedoor.com/article/detail/3823703/
「米リーマン破綻]政界に波及 与党出遅れ民主攻勢へ」
 http://news.livedoor.com/article/detail/3823625/
<記事引用>----------------------------------------
民主党の山岡賢次国対委員長は17日、自民党の大島理森国対委員長と会談し、米証券大手リーマン・ブラザーズ経営破綻の日本経済への影響を防ぐ危機対応策が必要との判断から、臨時国会で政府提案の08年度補正予算案を審議・採決した上で、与野党合意の「話し合い解散」とするべきだと提案した。大島氏は回答を保留したが、政府・与党内にも衆院解散前の補正予算案成立を求める意見があり、次期首相が判断を迫られることになる。
米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)による世界規模の金融ショックは、自民党総裁選の勢いに乗じ、補正予算も先送りして早期の衆院解散・総選挙になだれ込もうとする与党の戦略にも冷水を浴びせた。自民党内には「にぎやかムードとはいかなくなった」との危機感があるが、有効な対策を見いだせずにいる。逆に民主党から補正予算案の国会審議と採決を提案され、守勢に回った。影の薄かった民主党は、首相交代による政治空白と経済無策を追及する「見せ場」とばかりに攻勢に出ている。
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申し出自体は、妥当な判断じゃないでしょうか。
年棒1億の社員とか、
女性上司が六本木ヒルズの路上で喧嘩をはじめた若手社員に、札束を渡して仲裁していたとか、
マネーゲームの頂点のようなリーマンの破綻に対して、細々と生活している一般市民の税金で、補填を図る、なんていうと、どうにも( ̄ヘ ̄;)ウーンってなっちゃいますが、
そうはいっても、経済に与える影響がどの程度のものなのか、
日銀は救済の方向のようですが、
政府として超党派できちんとした対応を図ろうという意向は、正当なもののような気がします。
おそらく選挙は10月末~11月はじめなのでしょうが、この時期に政治の空白があるってこと自体が、日本にとって、かなりヤバイ話ですし・・・・
ただ、リーマン問題を、政局にしてもらいたくはないですね。
赤字国債がどうのなどという以上に、ものすごく重大な問題をはらんでいるのですから。。。
どういうことかというと、
 郵貯の投資資金、数兆円~数十兆円が回収不能になるという現実。。。。
ある国の政治家さんが言っていました。。。。
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 日本人は政治大国ではない。ただ日本人は働き者で、金儲けがうまい。
 だから、一生懸命働いて稼いでもらおう。
 でも、日本は政治大国ではないから、金の使い方を知らない。
 なので、稼いだ金は、政治国家である米中に貢いでもらうのだ。
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日本、貢(みつぐ)君論なのですが・・・
実際・・・
 三次産業の資金は、米国に流れています。
 二次産業の資金はEU・韓国に流出しています。
 一次産業の資金は中国に流れています。。。
戦後の日本人は、一生懸命働いて、それなりに豊かな暮らしを手に入れたといいます。
ところが、よくよく考えてみると、どのご家庭も、住宅ローンやら車のローンで、火の車。資産から負債を引いたら、一億総ビンボー(笑)
子供の教育費もかかるし、いまでは夫婦で共稼ぎしなければやってけない。
ご長寿高齢化のせいもあるけれど、高齢者が増えて、年金も危ないし、さりとて核家族化しているから、老人の面倒を子や孫がしっかりとみるなんて風習もなくなっている。
少子化というけれど、出産適齢期の家族にとって、1児は設けても、2児、3児となると、生活に不安・・・・
子供なんて作れません!!w
ほんとうに日本て「豊かなの?」と思ってしまいます。
日本が稼いだお金はいったいどうなっちゃっているのか・・・・
バブル以前は、日本の企業が海外の土地を買いあさっていました。
で、どうやら日本の製造業が金を持っているらしいってことになった。
ところが、プラザ合意で円高に振ってみても、まだ資金が出てくる。。。
いったいどこがカネを出しているのだろうと思ってみたら、
日本の都銀がカネを出してた。
それなら、不良債権問題をでっちあげて、日本の銀行を買っちまえ!と日本長期信用銀行を倒産させてみたけれど、その結果わかったのは、
なーんだ、日本の都銀や長信銀って、じつは、日銀からの借り入ればかりで、
ぜんぜん自分のカネもってねぇじゃん、、てこと。
じゃあ、日本のカネはいったいどこにあるのかと探ってみたら、
"(・0・*)ホ,(゜0゜*)ホ--ッッ!!!"
郵貯があるじゃん!!
郵貯のおカネは、銀行のおカネと違って、日本の庶民が明治以来、着々とため続けた、これがほんとうの日本人の金融資産!!
都銀の資金を普通預金にたとえるなら、郵貯資金が、日本にとっての定期預金。
なら、圧力をかけて、郵貯を民営化し、郵貯のもっているカネを、垂れ流しにしちまえ!!
ってんで、実施されたのが、郵貯民営化。。。
公営なら、貯め込むだけですんだものが、民営化となると、「投資」して金儲けしなきゃならん。。。
やったことないから、どぉしよぉぉぉ・・・ってとこに、スーパーマンのごとく登場したのが、リーマンブラザース君!!
彼は日露戦争のとき、日本に資金提供したこともあり、日本にとってはいわば、恩人。。。
ああしたらいい、こうしたらいいと、いろいろご指導した挙句、郵貯から資金をひっぱるだけひっぱって、
ころあいをみて、「実は、不良債権がぁぁぁ!!」
これでリーマン君が破産してくれると、どうなるか。。。
日本からアメリカに流れた郵貯資金は、まるごと回収不能。
つまり、まことにうまいぐあいに、日本からカネをせしめたことになる。
著名な投資家ジョージ・ソロスも100億円損した!なんて言ってるけど、
100億損して数十兆円GETしたなら、それは大もうけというもの^^b
国際紛争ってのは、いまや軍備を競うばかりが戦争じゃない。
いまの国際社会は「富」をめぐる戦争です!!
ちなみに、昨今の原油価格や、鉄・ニッケルなどの鉱物資源の急騰、食料品農産物の輸入価格の急騰といったすべての事柄は、
そもそも郵貯民営化によって、巨額の資金が「定期預金から普通預金に移された」という絶妙のタイミング。
ここで、いっきに日本から、「絞れるだけ絞ったれ~~~!!」と、日本が必要としているあらゆる資源の値段を急騰。
資源輸出国は、ただいま超好景気とかw
日本のマスコミや政治家は、ぜんぜんそんなこといいやしませんけどね。
でも、これが現実。
実際、カネ、出てってるしw
かつての大航海時代、被殖民地となった国は、国富の3~4割を支配国に奪われていたそうな^^
日本は、どうやら、カタチを変えた殖民地・・・・^^;
一国の経済も、一家の家計経済も、究極のとこは同じことです。
大もうけしている奴がいたら、武力にものを言わせて「富」を奪ったり、
稼ぐだけ稼がせて、投資の話を持ち込んで、ウマイ話で「富」を奪ったり・・・
リーマンの破綻で、結局誰が得し、誰が損したの??
そう考えてみたら、答えは簡単に見つけられそうなもんだけど・・
今回の民主さんの提案は、実に「正しい」判断と思うけど、
結局はただの「政局」にされちゃうんでしょうね~~
嗚呼、ニッポンよ、どこへ行く~~~~"ちーん Ωヾ(-""-;)南無南無。。。。"

リーマンブラザーズ経営破綻の真相①

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